「いまや新聞社も、ネットでニュースを配信する時代なので、各社ともTwitterアカウントを持っています。そして『読売新聞』『朝日新聞』『毎日新聞』『産経新聞』の、大手4紙のニュースサイトと連動したアカウントのうち、いちばんフォロワー数が少ない『産経』が、ツイートの表示回数ではダントツだったんです。新聞社としては取材規模がもっとも小さく“ギリギリ全国紙”と言われている『産経』がひとり勝ちとは……」
たしかに、約133万フォロワーを誇る「朝日新聞(asahi shimbun)」、約98万フォロワーの「毎日新聞」、約83万フォロワーの「読売新聞オンライン」は、ニュース配信のツイートはほとんどが数千回で、多いもので1万回を超えるのが、やっとという状況だ。
しかし、約70万フォロワーの「産経ニュース」のニュース配信ツイートは、表示回数が1万回を超えるものが多く、なかには5万回以上の表示回数を記録しているツイートもある。
前出のネットニュース編集者はこの状況をこう分析する。
「Twitterでは、以前から保守層の政治系アカウントが非常に多い状況です。そうしたことから、保守的なスタンスを取っている『産経』は、政治論争に関心が高いユーザーと親和性が高いのかもしれません。
他紙のアカウントの表示回数が少ないのは、関心のない内容のツイートが多すぎる、と感じたユーザーが、タイムラインを“乱されている”と特定アカウントの投稿を表示しない『ミュート機能』を設定しているからかもしれません」
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