3泊4日の日程で路線バスを乗り継いでゴールを目指す「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z 第19弾」(テレビ東京系)が8月20日にオンエアされ、非情すぎる幕切れに視聴者の間で物議を醸した。
「2017年に始まったシーズン2では、俳優の田中要次さんと作家の羽田圭介さんの『Zコンビ』が毎回マドンナを迎えてバス旅に臨んでいました。第18弾までの戦績は9勝9敗。負け越したら降板が決定するため、まさに崖っぷちの戦いとなりました」(テレビウォッチャー)
群馬県の谷川岳から山形県の銀山温泉を目指す今回のバス旅には、フリーアナウンサーの馬場典子が参戦。3人でゴールを目指したが、最終日の夕方、「尾花沢」の待合所で銀山温泉行きのバスを逃したことで敗戦が決定。田中要次は「これで私たちは引退が決定しました」と述べて、画面には「Zコンビ解散」の文字がデカデカと映し出された。
さらに田中は瞳を潤ませて「え〜。なんか納得できないな」と語ると、馬場アナも涙ながらに「(勝って)お2人に『おめでとう』と言いたかった」と悔しさをにじませた。
「番組の最後でスタッフから『思い残したことは?』と聞かれた田中さんは『あるよ!なんだその聞き方は』と語って、画面に『5年間本当にお疲れ様でした』というテロップが流れてそのまま番組は終了。唐突すぎるフィナーレに、視聴者からは《え?本当に終わっちゃうの?》《ラストならせめてこれまでの名シーン流すとか…それもナシ?》といった反響が寄せられていました」(ネットライター)
番組終了後、TVerでは3人が出演する「答え合わせ座談会」を配信。本編の収録直後に撮影されたエピローグ映像で、田中は「終わる気がなかったからさ…何を言っていいのやら」と動揺した様子で語り、相棒の羽田氏も「嘘だろ!?って自分で思ってます」と心境を明かした。その後、ルート検証が行われても田中は未練タラタラで、「新しい企画、バス旅ZEROっていうのもいいなって」と、番組の“延命プラン”を提案。羽田氏も「失敗した回はギャラ半分ってどうですか? このまま無条件でっていうのもアレだから」と条件を提示。田中の「ZERO案」に乗っかる形で、馬場アナが「ギャラ、ゼロでもいいんじゃないですか?」と提言するも、動画にはハッキリと《その予定はありません》と全否定するテロップが映し出されて終幕となった。
今回の敗戦で“田中&羽田コンビ”による「バス旅Z」シリーズ2は終了となったが、シリーズ3はオンエアされるのか。今後、新コンビとしてオファーを受けたタレントや文化人は、ガチンコかつ非情なフィナーレを覚悟しておいたほうがいいかもしれない。
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