伊集院光が去ったTBSラジオでくすぶる不満 リスナーか、それともスポンサーか
10日の参院選のラジオ各局における選挙特番の聴取率争いでは、TBSラジオがトップだった。同局が11日、発表した。ラジコのシェア率が平均25・1%。ニッポン放送、文化放送など関東1都6県のラジオ20局の中で1位だった。
これにはTBSラジオの上層部もホッとひと息。なぜなら4月の首都圏個人聴取率(ビデオリサーチ調べ)で、かつての王者だったTBSラジオは0・5%の4位に転落していたからだ。
選挙特番で意地を見せた形だが、それでもTBSラジオの現場には不満がくすぶっている。上層部がリスナーよりスポンサーばかり見ているという。TBSラジオ関係者が内情をこう〝告発〟する。
「聴取率が4位に転落してリスナー離れを突きつけられても、上層部に危機感は感じられません。スポンサーからの広告収入が全国のラジオ各局の中で良いからです。かたや現場は、スポンサー重視でいいのか…と疑問に思っているスタッフが少なくありません」
確かに近年のラジオ各局の番組は、番組名にスポンサーの社名・商品名が入るのは当たり前で、番組のコーナー名にスポンサーの社名・商品名が入ることもある。
TBSラジオでもこういった制作方針を「ゴリゴリやっている」(前出関係者)。もちろん利益追求の上層部を擁護する意見も社内にはあるが、現場制作スタッフの多くは不満を募らせている。
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