クレジットカードの使用は借金? 韓国の高校生71%が知らなかった
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/10/21/2021102180118.html
韓国企画財政部が初めて全国の児童・生徒1万5788人を対象として実施した「経済理解力調査」で平均点数が100点満点で53点にとどまった。
昨年11月に初等学校(小学校)6年生、中学校3年生、高校2年生それぞれ5000人を対象に基礎的な経済知識に関する四択式のテストを実施した結果だ。
平均点数は初等学校6年生が58.09点、高校2年生が51.74点で、中学3年生は49.84点で50点を下回った。
経済理論ではなく、インフレ、銀行金利など日常的な経済生活と密接に関係がある知識を尋ねる内容だったが、半分は正解できなかったことになる。
高校2年用の問題は、クレジットカードの使用内訳を示した上で、「内容を正しく説明したものを選べ」という設問だった。
「カード会社に借金を負ったものだ」という正解を選んだ生徒は29%にすぎなかった。
クレジットカード使用額が借金だということを知っていれば分かる問題だが、10人中7人は正しく答えられなかった。
高校生を対象とした25問のうち最も正答率が低かった。