水の都・ベネチアに異変 運河“干上がる”…市民生活混乱 公共船減便 “悪臭”も
水の都として知られるイタリア・ベネチアで、シンボルである運河の水位が急激に下がり、市民生活に混乱も起きている。取材した、30年以上ベネチアに住む日本人も驚きを隠せない。一体、原因は何なのだろうか。
■水位↓…ベネチア在住日本人「通常みえない泥が」
水の都として知られるイタリア・ベネチア。街に張り巡らされた運河は、ゴンドラ観光だけではなく、ごみ収集など、ベネチアの人々の暮らしにもなくてはならない存在だ。
しかし、その運河に「ある異変」が起きているという。
ベネチアに移り住んで32年。世界的なベネチアンガラスアーティストとして活躍する、土田康彦さん(53)にその異変を伝えてもらった。
土田さん:「今この橋は、サンマルコ広場から徒歩で2、3分のところにあるベネチアの中心街です。この橋の下の運河を見ると、通常の水位のおそらく1メートルから1メートル20センチ下に水面がありまして、通常みることのない、泥が見えていて」
通常だと苔(こけ)の付いた高さまで水につかっているというが、最近では水面が下がり、泥や貝などが露出している。
ゴンドラが運航できないだけではなく、住民が使う公共の船の本数も減らさざるを得ない状況だという。そのため…。
乗客:「警察を呼べ!うんざりだ!」
画面奥に映る男性が、すでに満席の船に無理矢理乗り込み、船が出発できない事態に。すると、乗客の1人が男性を引きずり降ろし、投げ飛ばした。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/3721f6cde28f5d08546df22b3e7c540bb1fff28a