小林院長によると、のどの痛みはオミクロン株感染者に顕著な症状で「ひどい場合は水も飲めないほど痛くなる」という。
デルタ株が拡大した昨年6~12月の感染「第5波」の際は肺炎などで苦しくなり、中和抗体の点滴薬「ロナプリーブ」を投与する患者が少なくなかった。オミクロン株の場合は呼吸が比較的安定しており、点滴薬「ソトロビマブ」を使う機会は少ないという。
オミクロン株は重症化率が低いとされるが、ワクチンを2回接種しているかどうかで症状は異なる傾向にある。
ワクチン接種者の症状は発熱やせき、のどの痛みなどで「風邪と区別がつかない」。
一方、未接種者は本人も気づかぬうちに血中酸素飽和度が中等症レベルまで低下することがあり、「こんなにしんどいとは」と漏らす患者もいる。小林院長は言う。
「往診患者の大半がワクチンを接種していない。本来は発症翌日から10日目で療養期間が終わるはずが、解除されない人もいる。デルタ株と比べてよくなっている印象はない」
今月中旬以降、往診の依頼件数はチームで対応できる1日最大6件程度を超えることも。小林院長は府民に「まずは基本的な感染対策が大切。症状があれば放置せず、医療機関に相談してほしい」と呼びかけた。
全文はこちら
https://www.sankei.com/article/20220130-ZFFNBIQ2HRLVVPUPB2PIFOT3K4/#:~:text=%E6%9C%AA%E6%8E%A5%E7%A8%AE