ブドウ「シャインマスカット」の開花異常(未開花症)が各地で相次いでいることを受け、農水省は7日、原因究明に向けた全国的な実態調査を行う方針を明らかにした。主産県の農業試験場で共同チームをつくり、開花時期に発生事例を収集する。野村哲郎農相は同日の閣議後記者会見で「原因究明を急がなければならない」と強調した。
シャインの開花異常は収量や品質の低下をもたらすが、原因は分かっていない。同省は、発生農地の立地条件や農家の栽培方法などをまとめて「(原因と考えられる)共通項を割り出していく」(研究統括官室)方針だ。今後、各県の農業試験場に発生事例の調査を依頼する。
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