英国で「ヒステリー」 日本のイタドリの本性が社会問題に 最善策は「ひそかに毒を盛る方法」?
英メディアの裁判報道で最近、ある日本の植物が話題だ。ジャパニーズ・ノットウィード(Japanese knotweed)という植物で、タデ科のイタドリを指す。日本ではその名が「痛み取り」から転じたとされるほど、民間薬としての歴史もある植物だが、英国では極めて厄介な外来種として悪名が高い。なぜ英国で特に問題となっているのか。背景を探った。(ロンドン・加藤美喜)
◆公用地から庭に侵入、自治体に賠償命令
先月、南ウェールズの男性(38)が自宅裏の公用地から庭にイタドリが侵入して不動産価値が下がったとして、地元自治体を相手取った訴訟で勝った。自治体は損害賠償額に弁護士費用を加えた約30万ポンド(約4900万円)を支払うことになり、イタドリの侵入に悩む人々を勇気づける画期的なケースとして注目された。<中略>
◆政府は虫頼み? 効果は不明
英政府は10年、イタドリを餌にするイタドリマダラキジラミという虫を日本から輸入し、除去する方法を導入した。いわば「タデ食う虫」だが、同教授によれば「大量の資金が投入されているが、成果を上げているという研究論文はまだない」という。
教授は「現在の最善策は休眠状態を保ちながら、何年もかけて地下茎に除草剤を吸収させること」と解説する。これをBBC放送の科学記者は「アガサ・クリスティの小説のように、繰り返しひそかに毒を盛る方法」と評した。
今も大量に英各地に残るイタドリを巡る訴訟と報道は、今後も増えそうだ。ベイリー博士は「現状はメディアの悪魔視が著しく、ヒステリーが起きている。除去業者らも商売になるので驚異を減じるつもりはない」と指摘。「イタドリは確かに問題だが、冷静な対応が必要だ」と訴えた。
全文はこちら
https://www.tokyo-np.co.jp/article/237992
イタドリは食えるから食えよ。利尿効果があって、
コオロギのように弱毒ってことは無いと思うぞ。
>>2
食いすぎるとシュウ酸で結石に
何年か前にEテレあたりで見た
下校時にその辺に生えてるのを皮剥いで齧ってたけど
皮むくいてアク抜くの面倒だけど
良いおかずになる、塩漬けなんかも良い
日本はこういうの、どの季節にも沢山あるからコオロギなんて食う必要無い
日本ではむしろ見かけなくて珍しい部類
英国ではニッチに丁度はまったのだろうか
ミント類と競合しそうなものだが
クズもアメリカで大繁殖してるらしいが食えよって思う
>>12
コストの大半が採集処理コスト
日本でも食い切れてないのに
葛もツルの先っぽ美味しいんだよな
皮むくの超面倒だけど
根っこは葛粉や葛根湯になるしなあ
世界中、外来植物で問題になるヤツって、なぜか食えたり薬効があるものが多いんだよなあ
斑入りとかで植栽しちゃうのが人間だわな
イギリスって世界の珍品集めちゃったのが災いしてそう
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/itadorinoaburaitame_kochi.html
高知県
いたどりの油いため(いたどりのあぶらいため)
イタドリの中に蛾の幼虫がよくいる
渓流釣りのエサにするとよく釣れる
じぶんとこでは「スッポン」という名で
子供のオヤツになってたな
>>27
うちでは「スカンポ」
呼び名の分布地図とかあったりしないかな
>>28
新潟だけどスッカンポていてた
齧ると酸っぱいし茎を折るとポンと音がする
スカンポ、イタズリ、イタンポ、ドングイ、スッポン、ゴンパチ、エッタン、ダンチ、タンジ、ダンジ、スイバ、サイタナ
わしらはイタンポと呼んでいた
そんなに凄いんだ・・・
知らなかった
スカンポは学校の外堀に生えてて
普通に引っ掴んで食ってたなぁ
蓮華の蜜も舐めてたし昭和だったなぁ〜
対策でイタドリを餌にする虫を日本から輸入したとあるけど別の環境問題引き起こして泥沼になりそう
イギリスではキリン草みたいに侵食してるの?
葛は確かに生命力強そうだが、イタドリがそんなに繁栄するなんて日本での生え方見てると考えられないわ
>>36
イギリスではイタドリが生えているだけで
不動産の価値が損なわれるそうだ
>>39
イタドリの種をバラ撒いて、英国の土地を買い占めるアルネ!!
ひざ痛に良いとCMやってるだろ?イギリスは食えばいいだけな気がする。
初めから知ってたような口利くやついるけど
イタドリにシュウ酸が多いことを知らないほうが多いだろ
俺も結石出来てから知ったくらいだ
>>48
旧ほうれん草や山菜の多くはあく抜きが必要なことを知っている人は、もはや少ない。ロストテクノロジー
>>48
だよねー
イタドリは、土手とか道端とか、昔からある土じゃなくて、最近に土が流されて形成されたり整地されたりした土壌に生えるイメージ
植物相の中では新参者の部類
イタドリの良い点は
根株が多年草でどんどん広がり
その中央部に腐植が溜まって黒土になり
ここに他の植物もどんどん育つことだな
ヨーロッパの多くは氷河期に氷河のため表土を失っている
これがイタドリのお陰で再び植物各種の生えやすい土地になるか?w
イタドリはソバと同じタデ科だが種子にデンプンはそんなに多くないのが残念
一方で花は結構良い香りもして風媒花メインでありつつ虫媒花でもあって
ハチミツも取れる
>>54
そうして土着種を追い出してるのが侵略的外来種の問題なのよ
>>59
貧栄養の土壌に適応した植物というのも多数あるからねえ
イタドリのせいでそれが全部台無しになる、というのもあり得る
どこにでも生えてそうでいて、いざ探すと見付からない