一大旋風だ。現地時間12月6日に行なわれたカタール・ワールドカップの決勝トーナメント1回戦で、モロッコ代表はスペイン代表と対戦。スコアレスで迎えたPK戦を3-0で制し、優勝候補の一角を崩す、大番狂わせを演じた。<中略>
大会初戦で7-0とコスタリカ代表を撃破していたスペイン。もはや詳細を説明する必要がないほど、彼らの攻撃の多彩さは世界でも指折りだが、モロッコは動じなかった。この守備力の安定感に、敵国メディアも脱帽している。
ガリシア州に拠点を構えるスペインの日刊紙『La Voz de Galicia』は、母国代表の敗退について「最後の25メートルでどうプレーすればいいかを見出せなかった」と強調し、「結果や内容は不公平とは言えない。日本がスペインにボールを持たれても要所でプレッシャーをかけて、決定的な一撃を浴びせるという解毒剤を見出した。今日のモロッコは彼らを完全に真似たスタイルで応戦した」と絶賛。相手がグループステージ3戦目で敗れていた森保ジャパンのスタイルを模倣したアフリカの雄を称えた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ece51b8712f4bb8135934e9d325673cc56a11089