アフリカのシエラレオネ共和国で、2試合続けて90ゴール以上の差で終わる珍事が発生した。
3日に行われたシエラレオネ2部の2試合で、珍事が発生。ルンベブ・ユナイテッドとコキマ・レバノンは、それぞれカフンラ・レンジャーズとガルフFCに後半に大量得点を奪われて、0-95、1-91で試合終了を迎えている。
この異常な点差の試合が2試合続けて発生したことが大きな物議を醸している。シエラレオネサッカー協会は5日、八百長の可能性があるとして調査を開始。トーマス・ダディ・ブリマ会長は『BBC』で、「我々はこのような恥ずべき状況が罰なく見逃されることを受け入れられない。我々は即座に調査を開始し、この茶番の責任を問うことになる。違反が見つかれば協会の規則に従って処分し、国の汚職防止機関にも委ねることになる」と主張した。
一方で、両試合に関わったクラブもそれぞれの立場を主張している。
カフンラ・レンジャーズのCEOは「この国と世界中のフットボールファンにこの異常な結果をまずは謝罪したい。私は両チームのアンスポーツマン的な行いを強く非難する。私は調査委員会を立ち上げ、すべての選手、スタッフ、首脳陣を調査し、不正が見つかれば処分する」とソーシャルメディアを通じて語った。
またルンベブ・ユナイテッドのジェネラルマネージャーは、「八百長があることはわからなかった。後半にたくさんのゴールを許し、私は不満だったし、途中で退席した。その後のことはわからないし、最終的に何点失ったのかすらわからない。私は決して八百長に関わることはない」と発言している。
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