アルピニストの野口健氏(49)が14日、自身のX(旧ツイッター)を更新。無計画な富士登山や富士山での迷惑行為多発を巡り、自身の思いを記した。
富士山で活動しているガイド団体が、13日午後10時に「さすがに今から富士山に登るのはマズいと思う…」とXに投稿した。これから登山しようとしている人々の写真を添えて「もうすぐ雨来るし、風も強くなるし、もしあなた達に何かあって助けを求める状況になったら台風が近づく中で救助に向かわないといけない人もいてるんだよ」と指摘した。
強い台風7号が接近する中での、無計画な富士登山。これに関し、野口氏は「台風情報が報じられている中、それでもあえて決行するのならば救助する必要なし」と指摘。「1番、間違いないのは危険な天候の際は5合目までの道を封鎖すべき。『通行止め』制度を取り入れるべき」とし、「強風により体が飛ばされたり石が飛んできて亡くなるケースもあります。何よりも救助隊隊員の生命が大切」と主張した。
富士登山を巡っては、外国人観光客による迷惑行為も告発されている。同ガイド団体は以前にも、5合目に設置された仮設休憩所のプレハブ下で火器を使用するという危険極まりない行為を投稿し「言い逃れできないよう撮影してから注意しましたが、こんな状態で火器を使用し、吸ったタバコもそこでポイ捨て、常軌を逸してます!プレハブに引火したら死人出ますよ!狂ってる!」と怒りをあらわにしていた。
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