昔、ゲバ棒持った学生が集団で源氏物語研究を専門としている教授の部屋に押し入り、それが何の役に立つのかと恫喝した。その教授は意義を示すことが出来ず、自己批判をさせられたという話を聞いたことがある。こういう事を言ったりしたりするのに右とか左とか余り関係ない気がしますネエ。
— zeong (@zeong_dictator) July 24, 2024
国文学でも歴史学でも、その学問そのものに如何なる意義があるのかを示し、その上である「論」いうなればジャンルに、またその中で自分の研究が如何に資するものなのかと論じていけば良いだけのことなのだが、意外にこれをしない、できない人多いよぬ。
— zeong (@zeong_dictator) July 24, 2024
例えば、歴史学にそもそも如何なる意義があるのか、数多ある各国史の中で何故日本史なのか、更には中世史を取り上げるのか、また「戦国期守護論」の意義とは、その上で甲斐武田氏研究は如何に資するものなのかとこんな感じになる。
— zeong (@zeong_dictator) July 24, 2024
この辺りが定立出来てないと、何か面白話をしたり、誰かの溜飲を下げたり、歴史というものの価値や権威を切り売りするブローカーになって、利益を得るようになっていく。余技や小遣い稼ぎでやる分はよいけど、これがメインだったりこれしか出来ない人が研究者面するのは流石に問題かなあ。
— zeong (@zeong_dictator) July 24, 2024
そんな話があるのかと思って調べてもzeongさんの過去ツイしか出てこないのですが
— かんぷろとるべん。 (@hizakurikara) July 25, 2024
もうちょっと具体的な情報無いですか
「何も言い返せなかった」というより「言い返したけど学生がその意義を理解できず、『まともな答えが無い』ということにして自己批判迫った」パターンの可能性もあるんじゃないかと
私も院生時代にパイセンから聞いた話なのでこれ以上の詳細については聞けていないのです、スミマセン。勿論、ご指摘のような展開であった可能性も十分にあろうかと存じます。
— zeong (@zeong_dictator) July 25, 2024
まあ確かに、院生が研究者としての教訓というか処世術を受け継ぐ分には分かりやすい話ですねぇ
— かんぷろとるべん。 (@hizakurikara) July 25, 2024
ご慧眼。実際私はその話してくれたパイセンから「お前は何で生きてていいんだ」と同じように詰められたんですが、何とかご満足頂ける答えを言えたようで、随分と可愛がっていただけました(笑)
— zeong (@zeong_dictator) July 25, 2024
自己批判は必要ないにしても、自分の研究やその立ち位置について、少し離れた視線で見直すのは案外良いことかもしれませんね。
— サボり人間ゴン (@saboryman_gonza) July 25, 2024
阪大では研究室に侵入した学生が唯一無二の史料を破って破壊。
— かえる姫🐸@めんどくさい難病闘病リハビリ中くるしゅうないぞ🪭👑 (@aminah2500) July 25, 2024
まあ、英国も中国で四庫全書でしたっけ?の分厚いのを砲台の下に引いて破壊してしまったのも聞きましたが。
高校の古典の先生がバリバリ全共闘世代だったんだけど、ヘルメットにゲバ棒で武装して大学封鎖してるところを「馬鹿者、通しなさい」って言って罷り通って普通に勉強してたって言ってたなぁ つよい
— 🐢 🦊 🐈 (@kituneponyo) July 25, 2024
この種の話でもう一つ聞いたのは、ある美術系の大学で、やはりゲバ学生が学長室に乗り込んできて吊し上げようとした。ところが学長、戦前からの筋金入りのオールドコミュニストで逆に自己批判させられたという落語のようなもので(笑) https://t.co/FL3i4AOc0P
— zeong (@zeong_dictator) July 25, 2024
つらつら思うに、この学生運動てのは学生自身、大学当局、一般社会と誰も幸せにしなかったなあと。元ゲバ学生の誰もが総括と自己批判をすることなく死に逃げキメようとしているのは、本当に逃げるな卑怯者、逃げるなの感があるわ。
— zeong (@zeong_dictator) July 25, 2024
似たような話があって、京大の文学部長(当時)が逆にゲバ学生をやりこめたというエピソードがあって、後年高専の先生になった元ゲバ学生が、顔を覚えてもらった縁で本を書かせてもらったという。
— ニュー小田井 (@FGO42585322) July 25, 2024