岸田内閣支持率、過去最低の前回と同じ35%
処理水放出「評価する」57%…読売世論調査
https://www.yomiuri.co.jp/election/yoron-chosa/20230827-OYT1T50114/
岸田内閣支持率横ばい
処理水放出「評価」49%・・・毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20230827/k00/00m/040/054000c
岸田内閣支持率、過去最低の前回と同じ35%
処理水放出「評価する」57%…読売世論調査
https://www.yomiuri.co.jp/election/yoron-chosa/20230827-OYT1T50114/
岸田内閣支持率横ばい
処理水放出「評価」49%・・・毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20230827/k00/00m/040/054000c
上野千鶴子氏に聞いた「美しい人に『美人』と言ってはいけない理由」
たとえば妻やガールフレンドと一緒に歩いている男が、前から来る別の女を見て、『お、美人だな』とか『お、ブスだな』とか何気なく言ったりするでしょ。その瞬間に、女は一元的な序列のどこかにサッと位置づけられてしまうことになる。そんなこと頼んでもないのに。当然、不愉快ですよね。
男というのは、そうやって女をランキングする権力が自分にあると無邪気にかつ傲慢に信じているのです。それが近年になってやっと『そんな権利、アンタたちにはないよ』ということが浮かび上がってきた」
それならば、女性が男性に「イケメン」などと言うことも問題視されるべきではないのだろうか。
「よくある反論ですが(苦笑)、女の場合は一元尺度でランクオーダーされるのに対して、男は多元尺度なんです。たとえばイケメンじゃなくたって、学歴とか地位とか、そういった尺度が男にはある。
男の尺度の中で一番強力なのは金力(稼得力)であり、イケメンかどうかなんてことは、男にとってはマイナー尺度です。つまり男女のランクオーダーは非対称ですから、『女だって同じことをやっているだろ』とはなりません」
https://www.news-postseven.com/archives/20211225_1715622.html?DETAIL
元財務官僚で経済学者の高橋洋一氏が26日、自身のYouTubeチャンネルを更新。福島第一原発の処理水の海洋放出が始まったことで起きた、中国国内の反応について、「面白い。ざまあ見ろって言ってる方が楽しい」と話した。<中略>
にも関わらず、中国政府は日本の海産物の輸入を禁止。その影響で、中国国内では塩の買い占めなど、パニックが起きているという。「まったく非科学的なんだけど、面白い。中国政府が変に言ってるから自国民も信じちゃって、こういうふうな国内の動揺を見てると面白いよね」と笑った高橋氏。「対抗措置とかは、もうちょっとあとにしてもいいのかな。国内の混乱を見てもいいのかな」と、しばらくは泳がせておくのが得策とした。
全文はこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/7db440e32905adb4d735a297a19cecf4d3086031
フィリピン・マニラ北東側の海上で発生した台風9号の進路に韓国気象当局が注目している。24日午後3時に発生した台風9号は25日現在、標準的な台風の強度でフィリピン北東側の海上に停滞している。台風の方向に影響を与える「指向流」の不在で台風9号はしばらくこの地域に留まる見込みだ。台風が同じ地域に停滞する場合、勢力が弱まるが、現在フィリピン北東側の海上の水温が非常に高いため台風9号の勢力は徐々に強まるとみられる。
気象庁は台風9号が26日午前3時、台風の強度「中」から勢力を強め、27日午前3時にマニラ北東側430キロの海上で「強い」に発達すると見込んでいる。29日午前3時からは「非常に強い」状態で北西に進み始めると予想される。30日午前3時にはマニラ北北東側約730キロまで「非常に強い」状態を維持しながら上昇するとみられる。その後の進路は予想が難しい。
台風9号が30日以降にも北西に進めば台湾と中国上海付近が直接的な被害を受けることになるが、台風7号のように進路を北東に変える可能性も排除できない。気象庁のウ・ジンギュ通報官は「まだ台風9号の30日以降の進路について予測することはできない」とし「27日以降に予想進路の分析結果を発表する」と伝えた。
韓国は晩夏と初秋に激しい台風による被害が発生することが多い。夏季に韓半島(朝鮮半島)を覆った北太平洋高気圧が韓半島東側に退き、北太平洋の縁に沿って北上してきた台風が韓半島に上陸したり東海付近に北上して影響を与えるケースが多かった。2002年初秋に韓国に最悪の被害をもたらした台風15号も北太平洋高気圧が収縮しながら縁に沿って北上し、韓半島に上陸した。
一方、25日午前3時にグアム東北東側890キロの海上で発生した台風10号は韓国に影響を与えない見込みだ。現在、北太平洋高気圧が韓半島から遠く離れた日本の東側にあるが、この高気圧の縁に沿って移動すると予想されるからだ。気象庁は台風10号が28、29日に東京東側の海上と札幌南部の海上を通過した後に消滅すると予想している。
気象庁国家台風センターの関係者は「現在のところ北太平洋高気圧の縁が30日までは韓国側に拡張しない可能性が高く、台風10号が韓国に影響を与える可能性は低い」と伝えた。ただ、現在、韓半島周辺の気圧系が非常に複雑であり、台風の進路の変動性も大きいと、気象庁は説明した。韓半島北東側の中国大陸と日本東側にそれぞれ巨大な高気圧があり、中国内陸で発生した低気圧が韓半島を通過しながら悪天候が続くと予想される。
こうした中、フィリピン北東側とグアム北東側で台風2つが続けて発生した点ももう一つの変数となる。28-30日にはもう一つの熱帯低気圧が台風10号が発生したグアム北東側の海上で発生すると予測される。
一方、気象庁は「今週末までは猛暑が続く」と伝えた。26、27日に韓半島は概して高気圧の影響圏に入るからだ。昼間は30度を超える暑さが続き、夜には海岸の一部の地域で熱帯夜が続くとみられる。来週初め(28-30日)は韓国を通過する低気圧の影響で全国的に雨が降ると予想される。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f02d973d65ee50e9054b54f92e50f867420d0df5
最近「昼寝」はしているでしょうか? 東京・原宿にきょう、「立ったまま」寝ることができるカフェが登場しました。
記者
「実は私、立ったまま寝ていたんです」
東京・原宿のカフェに突然現れたのは“立ったまま寝る”仮眠ボックス。顔をうずめて、膝やお尻を支えるパッドがあり、立ったままでも寝る態勢となり、たった20分でリフレッシュできます。
実際に20分間寝てみて、どうでしたか?
「立って寝るというのは初めてだったんですけど、体重が分散されて寝やすかったです。もうちょっと寝たさはあったんですけど、目覚めはすっきりできました」
そもそも、なぜ“立ったまま寝る”のでしょうか?
広葉樹合板 野原嘉人 常務
「垂直方向に寝ることで、起きた後もいち早く仕事に復帰できる。ベッドを置くよりも省スペース化できるということがメリット」
実は今、従業員のパフォーマンス向上やヘルスケアを目的に“仮眠”を「制度」として導入する企業が増えています。
寝る場所はどうしたらいいかなど、企業が抱える「課題」を解決する狙いがあるとしています。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/676402
リニア中央新幹線の静岡工区の着工を静岡県が認めないなか、東海道新幹線の「静岡空港駅」を新設する構想が再び取り沙汰されている。県は関連予算を計上した時期があるなど新駅設置に前向きだが、JR東海側は一貫して否定的だ。一体どんな構想なのか。
「国際空港と高速鉄道が結節する駅は例がなく、画期的だ。広域にメリットが波及する」
5月31日、リニア建設を促進する期成同盟会の総会。山梨県の長崎幸太郎知事が、高速交通の将来像に関する研究会の案として、静岡空港新駅の構想を披露した。
リニア沿線知事「画期的だ」、JR東海「プラス効果もたらせず」
研究会は今年1月、リニア開業後の沿線地域の将来像を示し、早期建設の機運を高めるために発足した。長崎知事は取材に「リニアが直接通らない沿線全体にも利益が及ぶという形を作ることが同盟会として重要だ」と語った。今後、各都府県の意見を取りまとめ、国やJR東海に働きかけていくという。
空港新駅は静岡県にとって長年の悲願だ。静岡空港の建設地が1987年、東海道新幹線が走る榛原町(現牧之原市)・島田市境に決まり、90年前後に新駅構想が浮上。新幹線に直結すれば、首都圏や愛知県と1時間強で結ばれ、「首都圏第3空港必要論」もあり、注目された。自前の有識者会議が駅の候補地を議論するなど、JR東海に設置を求めてきた。
2009年の空港開港翌月に川勝平太知事が就任。その後、東日本大震災が発生し、リニア建設も決まった。大規模災害時に成田・羽田の代替空港にもなり得るなどとして、県は14年度から6年間、調査費など計約4750万円を計上。新駅の建設費を約400億円と独自に試算し、「(技術的にも)空港直下に建設可能」と結論づけた。
だが、JR東海は掛川駅と約16キロしか離れておらず、現在のダイヤ構成を保てなくなるなどとして一貫して難色を示している。6月初旬、丹羽俊介社長は会見で、「既存の駅からの距離が短く、高速で都市間を結ぶ東海道新幹線の性能が発揮できなくなる。プラスの効果をもたらすことにはならない」と話した。
今回、空港新駅構想が再浮上したのは、静岡県が求める静岡空港駅について建設の機運を高めることで、リニア工事に対する態度を軟化させようとの思惑も見え隠れする。リニアは静岡県の最北部をかすめるだけで、沿線7都県で唯一駅がない。知事は「関係ない」と否定するが、着工同意の取引材料として、空港新駅を念頭に置いているとの見方も根強い。
全文はこちら
https://www.asahi.com/articles/ASR8V7FQ9R88UTPB00N.html?iref=comtop_7_07
「横浜市で行われている少年野球大会の規定で、給水係が女性に限定されているのはなぜでしょうか。男性でも女性でも関係なくできる役割では?」。神奈川新聞社に保護者の女性からこんな疑問が寄せられた。「追う! マイ・カナガワ」取材班が女性の疑問を追ってみた。
女性が指摘する大会は「神奈川新聞社旗争奪 横浜市少年野球大会」。40回以上開催されている歴史があり、横浜市少年野球連盟学童部が主催している。
取材班が同大会規定を調べてみると、「『給水係り』の条件 選手保護者(女性)2名以内」と、確かに文言があった。他の県内の連盟や、都内でも女性限定がほとんどだった。
声を寄せてくれた保護者の女性は地域の野球チームを見学した際、給水などの当番は「母親がやるべきだ」という慣例に違和感があったという。「急な仕事で、夫に代わってもらう場合もあります」と説明しても「お父さんは練習に加わってもらうので、当番はお母さんが行ってください」と言われ、受け入れてもらえなかった。
「性別役割を強調する風潮を変えていかないと、少年野球界全体も変わらないと思う。大会規定も何らかの策を講じてもらいたい」と、女性は訴える。
同連盟学童部に取材を申し込むと「まずは何試合か見てほしい」と連絡があり、保土ケ谷区内の球場で開かれている大会に向かった。
◆限定の理由は?
横浜市保土ケ谷区内の球場では35度の炎天下、白球を追いかける元気な子どもたちの姿や、冷えたタオルや飲み水をベンチ内で子どもたちに手渡してサポートする母親らの姿があった。
同市少年野球連盟学童部によると、大会ではベンチに入れるのは代表1人、監督1人、コーチ2人以内などと人数が限られている。女性に限定した「給水係」を置かなければ、ベンチに入るのはコーチばかりとなり、競技に集中し過ぎて本来の熱中症対策の役割が果たせないことが多々あったという。
少年野球ではコーチや指導者に男性が多いため、ベンチに入れる人数の一部を女性に限定することで、性別のバランスを取るのも理由の一つだという。
大会関係者の男性は「指導者が給水係としてベンチに入っても、野球の試合に集中してしまい、子どもたちの体調管理に目が行き届かなくなってしまう」と説明。別の関係者の男性も「お父さんよりお母さんの方が子どもたちに目配りできるので、うちの大会では女性に限定しています」と話していた。
◆給水係の標記いつから?
そもそも「給水係(女性)」という標記はいつからあるのか。横浜の学童部などが加盟する全日本軟式野球連盟(東京)に聞いてみた。
同連盟によると、「競技者必携」という大会などに運用するルール本を毎年発行し、各都道府県の大会規定もそれにのっとって運用されているという。熱中症対策の一環として2014年の主要大会から保護者の女性2人を給水係としてベンチに配置することを認め、配置は各チームの任意となっているという。17年に同書にも記載され、大会規定として全国に広まった。
女性限定の理由は横浜の学童部と同じく、「体調管理の保護者と称して指導者をベンチ入りさせるケースを防ぐため」だったと説明する。
一方で、同連盟は22年発行の同書から「女性」という文言を取り除いた。事務局は「トレーナーや消防士、救急救命士の方など、男女関係なく給水係として入ってもらうのが本来必要なこと」と話す。それでも、横浜の学童部のように女性の保護者限定とする大会が多いのが現状のようだ。
同連盟は「学童チームへの保護者参加についての考え方(通知)」を今年6月に発信した。通知には、「自分たちの今までの『当たり前』を見直す事も大切です」とある。
ただ、この通知は給水係の性別役割の是正を指摘しているわけではないという。「各支部の決め事に関して、連盟が強制的にそれは駄目だとは言えないので、通達として考え方を伝えている」と同連盟の小林三郎専務理事は話す。
新聞社に相談した女性の気持ちは重い。「結局、少年野球連盟の考え方が変わらない限り、各チームの保護者の役割も変わらず、性別にとらわれているんだと思います」
全文はこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/16e3f466f9577b04b57c8dab766e39498a442b31
「サンモニ」識者、処理水放出「中国の反応も外交力の欠如」「不信の中でのスタート」
毎日新聞の元村有希子論説委員が27日、TBS系「サンデーモーニング」に出演し、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出が始まったことについてコメントした。
元村氏は「リスクはゼロにはできない。トリチウムという放射性物質が少しでも含まれている水を海に流すわけですから」と発言。「どこまでのリスクが許容できるかをみんなで模索するっていう作業になるはずなんですけれども、結果として政府の説明や東電の説明が足りずに、不信の中でのスタートになってしまっているのはとても残念」と苦言を呈した。
さらに「国内外への誠実な対応」も求めた。「中国の反応も外交力の欠如の結果だと、わたしは思っています」と断言した。中国税関総署は24日、処理水の海洋放出が始まったことを受け、日本の水産物輸入を同日から全面的に停止したと発表した。日本の食品や農産品の放射性物質汚染のリスクを注視しているとし、日本から輸入する食品への監視を強化する措置も取った。中国外務省は「断固とした反対と強烈な非難」を表明する談話を発表し、海洋放出の中止を求めるなどした。
なお、中国が国内で運用する複数の原子力発電所が、福島第一原発の「処理水」の海洋放出の年間予定量と比較して、最大で約6・5倍のトリチウムを放出しているとされている。元村氏は中国の原発については一切触れなかった。
元村氏はさらに「データをきちんと透明性高く公表し続けるっていうことは最低限の責任だと思います」とコメントした。東電は公式ページでデータは公表している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b17c0a2aad8d781a5b624744fe28a6109f5d88a
■マグロを買い漁る「中国人バイヤー」
年始恒例のマグロの初競り。2023年には豊洲市場で青森の大間産本マグロに3604万円の値がついた。落札者は「銀座おのでら」を運営するONODERA GROUPと水産仲卸「やま幸」だった。また常連として「すしざんまい」の木村清社長の姿もあわせて全国ニュースで報じられた。
そのいっぽうで、中国人バイヤーの存在が大きくなっている。
水揚げ金額が日本一であると知られる焼津港では中国人バイヤーが跋扈(ばっこ)する。もちろん跋扈といっても違法な行為をやっているわけではない。中国人のあいだではマグロの解体ショーが人気だという。中国の富裕層を中心に日本旅行などの経験から「マグロの旨さに気づいてしまった」ため、日本に質の高いマグロを求めて中国人バイヤーたちがやってきている。
中国人バイヤーは「かなりの量を求め」かつ「金払いがいい」。そうなると仲介業者も売らないはずがない。中国人バイヤーは中国人バイヤーで、中国の消費者が求める金額上限まで仕入れることは経済合理的だ。世界では一人あたりの魚介類消費量が50年で2倍になったのに対し、中国ではなんと約9倍にも伸びている。日本はその魚介類消費量は50年前と比べて下回っており、中国に肉薄されている状況だ。しかも、肉薄されているのは一人あたりだが、両国では人口がまったく違う。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ec98d5cd3b179df4dd8c6b8f09f0a5e043f0a59
大量のホタテ在庫 道内加工会社「このままでは倒産」 中国、日本の水産物全面停止
東京電力福島第1原発の処理水放出を受け、中国が日本の水産物輸入を全面停止し、道内の水産加工会社が危機感を強めている。道内からの輸出額が最も多いホタテは、水揚げの3分の1以上が中国向けで、大量の在庫を抱える企業も出始めた。保管料がかさむ上、輸出を前提に設備投資を進めていた企業もあり、関係者からは「このままでは倒産が相次ぐ」との声が漏れる。道は29日に、道漁連などと協議会を立ち上げ、対応を急ぐ構えだ。…
全文はこちら
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/898598/
参考資料
農林水産物と食品の輸出額 過去最高に ホタテ貝が品目別トップ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230203/k10013969431000.html
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230203/K10013969431_2302031717_0203173642_01_04.jpg
「認知症老人が公園占拠」「ボヤ騒ぎが多発」――。限界を迎えた高齢化で外国人も逃げていく!
建物の老朽化や外国人住民との摩擦が取り沙汰されてきた団地。そんな「限界住宅」がさらなるカオスを迎えている。
少子高齢化のあおりを受け、限界を超えた団地の実態とは――?
◼団地の住人の多くが後期高齢者
「隣のおじいさんが孤独死して。次は私かもしれないわね」
「ここはもう、姥捨て山だ」
「70歳超えていじめだなんて、子どもじみてる……」
高度成長期の住宅需要に応えるため、1950年代中ごろから大都市郊外を中心に数多く建設された団地。当時最新のコンクリート造りで、時代の最先端を行く「庶民の憧れ」だった。
そんな団地がいま直面しているのが、住民の高齢化だ。冒頭で触れた声は、いずれも団地住民やその近隣に住む人たちの生の声だ。
国土交通省が2018年に公表した団地の将来高齢化率推計では、建設から40年以上たった団地の高齢化率(65歳以上)は現在すでに30%超。’35年には40%を超えるという。住宅ジャーナリストの榊淳司氏は「この20年で、団地の高齢化は最大の社会問題になり得る」と警鐘を鳴らす。<中略>
◼「詐欺師すら近寄らない」限界団地の最終形
住民と住居の2つの老い。まさに限界を迎えつつある団地のリアルを確かめるべく、実際に団地に足を運ぶことにした。
「帰ってきたのかい」
神奈川県平塚市にある団地に足を運ぶと、老婦人にそう声をかけられた。どうやら息子と間違えられたらしい。いくら説明しても誤解は解けず、心苦しくも息子として“母”に話を聞いた。
「少し前まで外国人が大勢いたけど、ここは家賃が2万円前後と安いだけが取り柄のボロ団地だから、お金を貯めてみんなどんどんいいところへ移り住んでる。ここは貧乏老人ばかりで、詐欺師すら近寄らないわよ」
戦後、平塚市は工業都市として発展。団地は外国人労働者の受け皿となり、現在も15%強が外国人世帯だ。しかし、外国人向けの食品店は閑散とし、道行く人々は日本人高齢者が多い。
長年、団地近隣で商店を営む鈴木茂さん(仮名・70歳)は、こう諦観する。
「若いのはどこかへ引っ越し、家賃の安いこの団地に親を置き去りにして体のいい老人ホームとして使っている。県も見て見ぬふりだ。 言い方は悪いけど、老人のほうが“近いうちにいなくなる”から、建て替えに都合がいいんだろうね。いよいよここは姥捨て山だよ」
外国人すら逃げ出してしまう団地こそが“限界団地”の最終形なのかもしれない。
◼外国人居住者とのトラブルが激化する団地も
一方で、現在進行形で外国人居住者とのトラブルが絶えない団地もある。神奈川県横浜市と大和市にまたがる団地だ。
この団地は住民の国籍が20か国以上という日本有数の多国籍団地で、外国人世帯率は20%以上に及ぶ。
取材当日は外国人を見かけなかったが、日本人の住民たちは戦々恐々としている。
「外国人が夜な夜な広場で酒を飲みながら花札をして騒いでいて、ケンカも絶えません。仲裁に入った警察官が木刀で殴られたときは、さすがに大ごとになったけど」
そう話すのは、この団地に10年住んでいる小沢浩一さん(仮名・66歳)。
また、それ以上に深刻なのが、高齢者間でのいじめの横行だという。昨年、越してきた若林由美さん(仮名・61歳)が乗る自転車は傷だらけだった。
「根も葉もない噂を流されたり、物を盗まれたり、自転車を壊されたり……。最近は体調も優れず、きっと悪い電波を飛ばされてるんだと思います。昔からここの住民は新入居者いびりが酷く、近隣から『いじわる団地』と蔑称されているようです」
この団地の高齢者世帯率は60%。高齢者と外国人で住民の8割を占めるこの団地には、住んでみないとわからない問題があるようだ。
全文はこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/c870136166f81ad45baa08042ccb1656af8becff
パイプ状の呼吸器「シュノーケル」は泳ぎながら海中の景色を楽しめ人気だが、鹿児島県の条例では「有害がん具」に指定され、青少年(6歳以上18歳未満)への販売が禁止されている。マリンレジャーが盛んな鹿児島でなぜか。調べると1967年に指定されて以来、半世紀以上見直されないままになっていた。
8月中旬、鹿児島市のスポーツ用品店では、マリンレジャーコーナーが組まれ、浮輪や水中メガネなどの定番商品が並んでいた。シュノーケルも置かれ、子ども用から大人用までさまざまな種類がそろう。男性店長は「今年は新型コロナも落ち着き、レジャーグッズの売り上げが好調。これまで県からの指導などもなく規制されているとは知らなかった」という。
「有害がん具」は青少年保護育成条例で、生命・身体などに危害を及ぼす恐れが高いものを県が指定し、青少年への販売を禁止している。ナイフやエアガンなど9種が指定され、違反すると販売業者に20万円以下の罰金か科料が課される。
県青少年男女共同参画課によると、条例でシュノーケルが指定された67年当時の状況を知る職員はいない。パイプから逆流した水を飲み込み、子供が溺れる事故が全国的に相次いだことを受けたとみられる。多くの都道府県で指定されていたが、解除の動きがあり、九州・沖縄で規制が続くのは鹿児島のみ。県警によると、過去5年で青少年への販売での摘発はない。
全文はこちら
https://373news.com/_news/storyid/180825/
東京電力(TEPCO)福島第1原子力発電所の処理水海洋放出が始まった24日、中国・北京では水産業者の間に動揺が広がっていた。<中略>
「以前とは売り上げに大きな差がある。新型コロナウイルスの流行時でも毎週3~5匹のマグロをさばいていた」とワン氏。今さばいているのはごくわずかで、しかも日本産ではなくオーストラリア産、ニュージーランド産、スペイン産だが、品質が「非常に悪く、日本産とは比べ物にならない」と言う。
マグロなど既に「影響大」、処理水放出に揺れる北京の水産市場
https://news.yahoo.co.jp/articles/6afed07c0b1912e358ebe4cc085e9de2670b744d
南アフリカで開催されたBRICS首脳会議(サミット)で、中国・習近平国家主席の弱々しい姿が目についた。中国国内では経済の低迷に加え、大洪水による被害、幹部や解放軍の人事混乱など、ここにきて習近平政権のほころびが一気に噴出し始めている。第3期目に入り圧倒的な権力を掌握している習近平だが、やる気と自信を失い始めているのか?
(福島香織:ジャーナリスト)
(抜粋)
中国では「躺平」(寝そべり)という態度が蔓延している。サボタージュ、何をやっても無駄、報われない、という無気力の姿勢を意味するキーワードで、数年前から流行語化している。何か不条理な状況にあったとき、抗議などをすると、挑発罪、社会擾乱罪、ひどい場合は国家政権転覆煽動罪などで逮捕される可能性があるので、自分の身を守るためには何もしない、抵抗もしないのが一番、という処世術ともいえる。
何もしないこと自体が、一つの抵抗のアクションという見方もある。だが、8月に入って、習近平自身が「躺平」している、というもっぱらの評判だ。北京、河北、東北の大洪水対策にも存在感を示さず※1、北戴河会議での動静も不明だった。およそ3週間メディアの前に姿を現さず、3週間ぶりにメディアに登場した、南アフリカ国事訪問とBRICS首脳会議出席という外交ニュースにおいても、どこか弱々しく精彩を欠いている。
さらに8月半ばに発表された7月の経済指標は歴史的な悪さだ。外資企業の投資家の債券保有量は7月に370億元減少し、3兆2400億元に下がった。第2四半期の外国企業の中国への直接投資総額は49億ドルで、これは前年同期比87%減。1998年以来の最大の下げ幅で、外資断流に匹敵するといわれた。
企業は次々とデフォルトしている。特に不動産市場では折から破産の危機が噂されていた恒大集団に次ぐ大手民営不動産企業・碧桂園のデフォルト危機が表面化した。さらには投資信託国有大手の中融信託の支払い遅延問題が発生。これは2019年の安信信託破綻事件に続く大事件で、中国の信託市場そのものの存続すら揺るがしかねない。
習近平がメディアなどの前に、ようやくその姿を現したのは21日、南アフリカへの国事訪問とBRICS首脳会議出席のためにヨハネスブルクの空港に降り立ったときの短い映像ニュースだった。
このとき、多くの人が驚いた。タラップを降りる姿が、あまりにも老いて憔悴していたからだ。そしてファーストレディ、彭麗媛も同行していなかった。出迎えにはラマポーザ大統領と、大統領第一夫人がそろっていたが、夫人がきょろきょろと見まわして、人を探したような様子をしていたところをみると、ひょっとすると彭麗媛が来ないのは想定外だったのではないか。
米国一極体制、ドル一極体制を終わらせようという習近平の野心を打ち出す非常に挑戦的な会議になるかもしれない、と注目されていたわけだが、ふたをあけてみると、肝心の習近平がどこか弱々しい。
まず、22日のBRICS首脳会議ビジネス会合では、習近平は本来、出席してスピーチを行う予定だったが欠席し、挨拶は王文濤商務部長が代読する形になった。この会合に先立ってラマポーザ大統領との会談は行っていたので、欠席の理由について様々な憶測を呼んだ。
「私は何もしたくない」と引きこもり?
さらに異様だったのは23日のBRICS首脳会議で、習近平が会場に入場するときに、原稿や資料をもって一緒に同行していた官僚が、入口で保安要員に妨害されて会場に入れなかった。おそらく通訳もかねていたと思われるその官僚がなぜ、習近平と一緒に入場できなかったのかは不明だ。
BRICS首脳一人ひとりの入場シーンを、メディアが綺麗に撮影するために、通訳の同行を遮ったのか。興味深いのは、たった一人で会議場に入場したときの習近平の不安そうな表情だ。習近平が入るやいなや閉じられた会場の扉を何度も振り返り、呆然としていた。その様子は、とてもBRICSを主導して米国に対抗する国際秩序を構築していこうとする強き独裁者には見えなかった。
一部チャイナウォッチャーたちは、今年に入ってから、特に全人代後、あきらかに習近平の「やる気」が失せている、とささやいている。その理由として、何をやってもうまくいかず、批判を受けてしまう習近平自身が、にわかにやる気と自信を失い、「?平主義」(何もしないサボタージュ)に落ちっているのではないか、という見方もある。
習近平が今、苦しんでいるとしたら自業自得というものだ。
全文はこちら
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/76680
「後ろから来た仙台市バスに車間距離を詰められ、恐怖を感じた」。宮城野区の男性(58)から、あおり運転の被害を訴える声が「読者とともに 特別報道室」に寄せられた。男性提供のドライブレコーダーを確認すると、回送中の市バスが急激に迫り、男性運転手が約2分間にわたって暴言を吐きながらあおり続ける様子が記録されていた。
発車時刻に遅れ焦りか ドラレコに怒鳴り続ける様子も
男性によると7月27日午前10時ごろ、買い物などを終えて車で帰宅途中、同区の県道から自宅近くの市道に入った所で後続の市バスに詰め寄られた。バスが方向転換を行う回転場までの約1キロ、あおり運転を受けたという。
ドライブレコーダーの映像では、市バスは県道走行時から猛スピードで男性の車に急接近。道路中央のゼブラゾーン(導流帯)を使い、威圧するかのように車体を振ったように見える。
男性は回転場の前で車を止め、ナンバープレートを撮影した上で説明を求めたが、運転手は応じなかった。市バスはその後、回転場に入り、向かい側の停留所に停車。東北大病院(青葉区)方面の始発を待つ客を乗せて発進した。
男性は「県道から市道に曲がってから、進行方向の信号が赤だったので低速で走行したら、あり得ないほどバスが近づいてきた。あおられ、クラクションまで鳴らされ、怖かった」と振り返る。時刻表では市バスが停留所に着いた時点で発車時刻を過ぎており、遅延の焦りがあおり運転につながったとみる。
男性が苦情を申し立てると、市交通局は7日付の文書で「乗務員の運転操作で不快な思いをかけた」と謝罪。男性の情報公開請求に応じて1週間後に開示したドライブレコーダーには、運転手が「早く行け、この野郎」「何やってんの、こいつやあ!」などと怒鳴り続ける様子が記録され、県道走行時に制限速度を14キロ超過していたことも判明した。
市交通局の和泉政博業務課長は「運転手は『意図的に近づいたのではない。ゼブラゾーンに入ったのも男性の車の前に何かあるか見ようとした』と話しているが、言い訳になる。始発時刻に遅れそうで、イライラしてあおったと受け取られても仕方がない」と釈明。業務委託先の宮城交通(泉区)を通じ、運転手を厳重指導したことを明らかにした。
あおり運転は神奈川県大井町の東名高速道路で2017年に起きた夫婦死亡事故を受け、20年の改正道交法の施行で厳罰化された。(桜田賢一)
https://kahoku.news/articles/20230827khn000006.html
2023年08月25日、中国外交部の定例記者ブリーフィングで、日本『テレビ朝日』の記者が「科学的に問題ないじゃないか。今どんな気持ち?」という質問をぶつけました。
外交部の外交官がどう答えたか? 以下をご覧ください。『NHK』記者からの質問も併せてご紹介します。
『テレビ朝日』記者:
東京電力は、多核種除去設備(ALPS)から「処理水」を放流した後の最新の海水検査の結果を公表しましたが、トリチウムの濃度は今のところ問題ないとのことです。 中国はこの結果をどう見ていますか?
汪文斌:
私たちは、日本政府が国際社会の強い反対を無視し、自国民と他国民の健康、発展、環境に対する権利を軽視し、福島の汚染水(原文ママ:引用者注/以下同)の海洋放出を強引に開始し、核汚染のリスクをあからさまに全世界に転嫁したことは、極めて利己的で無責任な行動であると繰り返し述べてきた。<中略>
『NHK』記者:
岸田文雄首相は昨日、メディアに対し、福島第一原発の処理水の放出開始について、科学的根拠に基づき、日中の専門家による協議を積極的に推進すると述べた。中国側は日本側のこの提案を考慮するのだろうか? また、中国側は「処理水」の科学的テストを行うのでしょうか?
汪文斌:
日本が原発汚染水の海洋放出を強行しようとしていることは、極めて利己的で無責任な行為であることを改めて指摘しておきたい。
日本側は、核汚染のリスクを全世界に転嫁する身勝手な振る舞いを直ちに改めるべきであり、「福島の水」を「日本の恥」にしてはならない。<中略>
⇒参照・引用元:『中国 外交部』公式サイト「2023年08月25日外交部发言人汪文斌主持例行记者会」
https://www.fmprc.gov.cn/web/fyrbt_673021/202308/t20230825_11132879.shtml
「科学的に問題ないじゃないか」という質問には答えていません。『IAEA』が主導し、関係各国が参加する国際的な枠組みによる放出でないから駄目――と主張して逃げました。
全文はこちら
https://money1.jp/archives/111741
香港すし店行列「いいね」 在中国日本大使館が投稿
在中国日本大使館は26日、短文投稿サイト、微博(ウェイボ)の公式アカウントに、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出開始後も香港にある日系大手回転ずしチェーン店に行列ができていると伝えたロイター通信の英文記事を載せ「理性的な香港の消費者に『いいね』を押す」と投稿した。
全文はこちら
https://nordot.app/1068129188774609856
所属する暴力団の組長に対し、殴る蹴るなどの暴行を加えたとして六代目山口組の三次団体「常滑一家」の若頭・中沢秀也容疑者(53)が逮捕された。
「7月14日、中沢若頭と磯部伸治総長(73)は車で名鉄常滑駅を訪れていた。車を降りるや、中沢若頭は磯部総長の頭を平手で殴り、右足付近を蹴り、組長がかぶっていた帽子をたたき落としたりするなどの暴行を加えだした。中澤若頭は『お前またヘタ打ちしやがって、バカ野郎』などとどなりつけていて、目撃者が警察に通報。その後、中沢若頭は磯部総長を放置して現場から逃走した。警察の聴取に対し、磯部総長は殴られたことは認めたものの被害届を提出せず。しかし、防犯カメラに暴行の様子が映っていたことで逮捕になった」(全国紙社会部記者)
暴力団において若頭は組織のナンバー2。総長(組長)は言うまでもなくナンバー1だ。総長と若頭は疑似盃で親子として結ばれていて、子が親に手を上げるのはタブーとされる。おまけに殴った総長をその場に放置して逃走している。そのため、この事件が報道されるや、SNSでも〈初めて聞いたこんな話〉〈龍が如くシリーズを思い出した〉などと驚きが広がっている。六代目山口組の二次団体幹部もこう語る。
「“白”でも組長が“黒”といえば“黒”になる世界がヤクザだ。組長の機嫌が悪いってだけで、下っ端が理不尽な暴力を受けるのも日常茶飯事。ただ、ヤクザはその親子関係が絶対で、そうした厳しい掟があったからいままで続いてこられたと思っている。おまけに今回の常滑一家は六代目山口組の司忍組長や高山清司若頭の出身母体・弘道会の傘下組織。10代も続いていることから名門組織ともいえる。中沢若頭も破門をはじめとした処分は避けられないのではないか」
なぜ中沢若頭は磯部総長に暴行を加えたのか。中沢若頭は取り調べに黙秘を続けているというが、「暴行の原因のひとつに磯部総長の体調の変化によるものがあるのではないか」と指摘するのが実話誌記者だ。
「どうやら磯部総長は認知機能が低下していて、これまでできたことができなくなったり、物事を忘れてしまうことが増えていたようだ。組員たちも“親”である磯部総長のサポートを続けていたが、いまの常滑一家は組員がかなり減っていて1人1人の負担が大きかった。民間の施設を頼るわけにもいかない。ヤクザはシノギ(ヤクザの経済活動)が厳しくなっているが、常滑一家のシマ(縄張り)も同様で、上納金などの負担も大きいなか、磯部総長の介護も加わり、ストレスを抱えていたのではないか。高齢化が進むヤクザ界も老老介護は他人事ではない」
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https://news.yahoo.co.jp/articles/19b78802aca87eb5d745acfdf7439f4969eb55ea
観光客であふれるバルセロナ市が導入した「シティ・サーチャージ」とは?
海外旅行に出かける人はこれまで、飛行機の国際線に課される「燃料サーチャージ」の変動に気を配ってきた。場合によっては想像以上にフライト代が高くなるからだ。しかし、これから観光客に人気の都市に行くときには、もう一つのサーチャージも注意する必要があるかもしれない。
バルセロナ市がはじめた「シティ・サーチャージ」とは?
米紙「ニューヨーク・タイムズ」によると、2022年、スペインのバルセロナ市が燃料サーチャージならぬ、「シティ・サーチャージ」を旅行客に課すようになった。バルセロナがあるカタルーニャ地方では2012年からすでに1泊1~3.5ユーロ(160~560円)の宿泊税を課税していたが、それに上乗せされたかっこうだ。
「シティ・サーチャージ」は旅行客とバルセロナに寄港するクルーズ船の旅客に課税するもの。現在は1人あたり2ユーロ75セント(440円)だが、2024年4月からは3ユーロ25セント(520円)に値上げされる予定だ。
この「シティ・サーチャージ」はバルセロナの税収として年間5200万ユーロ(83億2000万円)にのぼり、観光都市としての公共設備への投資や環境保護に使われるという。
歴史的な観光都市も続々と
クロアチアの都市ドゥブロブニクでは宿泊税2ユーロ65セントが課税されてきたが、同都市では寄港するクルーズ船が多いとの住民の声に対応し、クルーズ税を2021年に導入した。2021年のクールズ船からの税収は約146万クーナ(約2880万円)に上ったという。こうした税収は市内のインフラ改善に充てられる。
オランダの首都アムステルダムでは、宿泊税としてホテル代の7%を課すことに加えて、1人3ユーロ(480円)を課税。税額をさらに引き上げるかが検討されており、今年10月に決定される予定だ。アムステルダムでは市内の清掃に年間1億7200万ユーロ(275億円)がかかるため、観光客への課税は理にかなっているという。
そのほか、英国マンチェスターでは「ビジター・フィー」として1人1泊あたり1ポンド(180円)の課税を2023年から開始した。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/cdc2943b4e125aa06224b84d63d9765464b06aa8
中国で若者の失業率が過去最悪、流入先の配車サービス業は飽和状態
中国では新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)後の経済回復が遅れ、16─24歳の若者の失業率は6月に21.3%と過去最高に達した。そのうちの多くが、自由度の高い配車サービスに参入しており、市場は飽和状態。配車アプリに登録している580万人のドライバーの多くが収入減に陥っている。
中国では労働市場が縮小するなか、若者の失業率が上昇。配車サービス業界のような単発請負型の仕事が飽和しつつある。
リー・ウェイミンさんのようなフルタイム労働者は、収入が減り、労働時間が長くなっている。リーさんは、上海で「ナンパスポット」として有名だった駅の近くに住む。だが彼は運がなかった。あるいは客の獲得競争が激化しただけかもしれない。
配車サービス業のリー・ウェイミンさん
「パンデミックの影響で、転職したくても他の仕事が見つからない。他に仕事がないのだ」
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https://news.yahoo.co.jp/articles/fc378df81962d931512c4da8ed0b86932188b24d