猫の治療費が200万円近く必要…クラファンで寄付募ることに<中略>
かずやくんのために選んだのは2年ほど前にオープンした“日本初の動物専門”をうたうクラウドファンディングサイトA。動物専門ということもあってか、病気にかかったペットの治療費を募るプロジェクトが100件以上立ち上がっていた。
サイトA側は集まった支援金から手数料10%を差し引いたものを飼い主に支払う仕組みのようだ。
“集めた治療費が届かない”訴える声が同サイト利用者から相次ぐ
金丸さんはかずやくんの84日分の投薬費用や検査・通院費用などとして175万円を目標に設定した。しかし寄付を募ってまもなく、あるトラブルを耳にしたという。
【SNSの投稿より】
『皆様から頂いた大切なご支援が未だに届いておりません…』
『本日9月9日、振込予定ですがまだ入金はありません』
SNS上でクラウドファンディングサイトAで集めた治療費が届かないと訴える声が相次いでいたのだ。
かずやくんのために集まった治療費15万円ほどについても、今も振り込まれないままだという。
(保護猫カフェふにゃり・店主 金丸さん)
「振り込みのリクエスト(申請)をやったのが8月4日ですね。2か月以上が経っていますけど、まだ振り込みはないですね」
一方で、サイトAのホームページ上には「運営者の体調不良により運営を停止している」と書かれている。
事務所を訪ねるも…そこには別の会社が
一体なぜ支払いが滞っているのか?取材班は今年10月14日、サイトAを運営する法人に話を聞くべく、東京へと向かった。事務所として登録されている渋谷のオフィスビルを訪ねると…。
(記者リポート)
「事務所とされている住所に来ましたが、別の会社が入っていますね。ここには事務所がないようです」
入居していた会社にサイトAについて尋ねてみた。
(記者)「ここにサイトAが入居されていたことはありますか?」
(入居していた会社の人)「あんまりお客さんの情報というのは何も話せない。基本的には出せないです」
ここはレンタルオフィスでサイトAは住所を借りているだけのようだ。
取材班は続いて法人の代表S氏の自宅があるとされる千葉県へと向かった。
(記者リポート)
「やっぱりいないです。ただ住んではいるみたいで…」
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https://www.mbs.jp/news/feature/scoop/article/2022/11/091859.shtml
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