1:名無しさん




 ABインベブは、12年にグルポ・モデロを買収。コロナビールの他にも「バドワイザー」などのブランドを展開する。アジア地域では子会社のバドワイザーAPACがビールの販売・製造を行っており、武漢やハルビンなど13カ所に製造拠点を持つ。

 ABインベブは23年3月、約1億元(約19億円)を投じて中国・四川省の工場を拡張すると発表。バドワイザーのほか、ヒューガルデンなどの銘柄を製造していく計画だ。

 現在、日本で流通するコロナビールはメキシコの工場で製造されたものだ。

 コロナビールの国内での販売を手掛けるABインベブ・ジャパンが3月に取引先に伝えた通達によれば、日本向けのコロナビールも中国の工場での製造に切り替わる。さらに、製造工場の変更に伴い、ビール自体にもある副原料を追加する改良が加えられるという。

 中国に製造拠点を構えるメリットは、中国国内をはじめアジア各国への輸送コストを下げることだ。

https://diamond.jp/articles/-/320885