空き室あふれる中国の「ゴーストタウン」、ドイツの全人口住める規模に
10/15(金) 16:45配信CNN.co.jp
建設が中断されている中国恒大集団の商業施設兼住居用高層ビル群
(CNN Business) この数週間、資金繰りに窮する中国の不動産開発企業、中国恒大集団の話題が各国のメディアの見出しを飾り、投資家は同社の抱える巨額の債務が今後どうなるのか固唾(かたず)をのんで見守っている。ただ恒大の崩壊以前から、中国不動産市場の冷え込みを示唆する危険信号は灯っていた。全国各地に存在するとみられる膨大な数の売れ残り物件がそれだ。
近年、問題は悪化の一途をたどっている。キャピタルエコノミクスのアジア担当チーフエコノミスト、マーク・ウィリアムズ氏の試算によると、中国不動産市場は依然として約3000万件の売れ残り物件を抱える。8000万人が暮らせるだけの住居が余っている計算で、これはドイツのほぼ全人口に相当する。
さらに、購入はされたものの実際には誰も住んでいないとみられる物件が1億件ほど存在し、ざっと2億6000万人分の空き室を生み出している。こうしたプロジェクトにはこの数年で厳しい目が注がれるようになっており、中国の「ゴーストタウン」というあだ名までついている。
元々中国において不動産とその関連部門は、国内総生産(GDP)の3割を占める重要な産業だ。建設業とそれに付随する業務の割合は「他の主要な経済国よりはるかに高い」と、ウィリアムズ氏は指摘する。
過去数十年にわたり、これらの分野が牽引(けんいん)する形で中国経済は急速な成長を維持してきた。
ただ最近では、これらの産業が抱えるリスクへの疑念も浮上。各社が開発計画の資金を莫大(ばくだい)な借金で賄っていることなどが理由とされる。
負債が3000億ドル(約34兆円)を超える規模に膨らんだ恒大は持続不可能な成長をしてきた企業の典型だが、「苦しんでいるのは恒大だけではない」と、ムーディーズ・アナリティクスのエコノミスト、クリスティーナ・チュー氏は強調する。
同氏の最近の報告によれば、今年の上半期で中国の不動産会社12社が債務不履行に陥った。焦げ付いた資金の総額はおよそ192億人民元(約3400億円)に上るという。
これは1~6月期に中国本土の企業が支払えなくなった債務の20%近くを占める。全産業で最も高い割合だとチュー氏は語る。
新型コロナのパンデミック(世界的大流行)から経済が再開する中で、建設業界もある程度は上向いたものの、好調が長く続くことはなかった。
この数カ月で価格上昇率や住宅着工件数、住宅販売といった指標は著しく低下したとチュー氏は分析。8月には床面積を基準にした不動産販売が前年同月比で18%の減少を記録したほか、新築住宅価格も同3.5%増と、パンデミックからの回復後最も小さい上げ幅にとどまったという。
さらに、未完成物件の問題がある。中国の新築物件の約9割は完成前に販売が完了する。もし開発業者に問題が生じれば、その影響は買い手を直撃することになる。ウィリアムズ氏はこうした状況が「当局が破たんした開発業者を再構築させながら、継続中のプロジェクトを進行させようとする強い動機となっている」と語る。
この数週間、政府もこの危機の波及を食い止め、市民を守る姿勢を見せている。中央銀行も不動産市場の健全な発展を維持し、消費者の権利と利益を守ると誓って、金融システムに資金を供給している。
ただ、すべての企業が破たんの差し迫っている状況にあるわけではない。キャピタルエコノミクスの中国担当のエコノミスト、ジュリアン・エバンズプリチャード氏は、「大半の開発業者はデフォルト(債務不履行)の危機にはない」として、危機波及の懸念から来る一時的な借り入れ費用の増大をしのげるとの見方を示す。
だが、長期的にはそうした安心感はあまり意味をなさないかもしれない。「これから来る10年間の構造的な住宅需要の減退をうまく切り抜けられるかどうか。そちらの方が難しい問題になるだろう。業界の統合が延々と続き、何年も経過する公算が大きい。開発業者が今すぐにも軒並み破たんするというシナリオは、比較的現実味が薄いように思える」とエバンズプリチャード氏は語った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6191b3bd33529b7f1d913591f6a8b2a2a94df20c
>>2
しかもコンクリート打ちっぱなしのデザイナーズ物件
まぁ中国に住みたがる奴なんていないけどな
取り壊しもお金かかるしどうすんだろう
>>6
遺跡となり世界遺産になる
マチュピチュとかシーギリヤロックも
なぜこんなところに?
ってなってるやろ
(´・_・`)
>>6
爆破ロケ(解体もできて一石二鳥)は?
つまらん建設途中のマンションだから面白みないだろうけど
ドイツ人の方からお断りだろw
住宅地の中に閉鎖された団地とか
日本にも結構廃墟があるよな
>>11
中国の場合は最初から誰も入居しない建物を作りまくってるんだぞ
>>11
散々使い古した高度成長期建設の老朽化した団地ならあるな
>>11
過去の遺構ならともかく新築だろ
バブルの頃でもここまではないぞ
住めるっても廃墟なんだろ?ドイツ人だって嫌って言うよ
穴掘って埋めるだけでも経済対策になるって言ってたじゃん
建てて壊すのも同じことだろ
もっとだろ
CNNだから控えめなのか
そもそも投資用だから内装工事してないとか見たぞw
いま一所懸命爆破しているみたいだけど(何でか知らん)
>>16
高層階買ったけど、水道来てないから毎日水汲みしてるってOLの話があったよ。
この記事を最後まで読むと
そんな酷いことにはならないだろうという結論だぞ
ピラミッドとかと同じだよオブジェ
やべえな
リアル砂上の楼閣だわ
中国で新築物件を買うと内装は購入者がゼロから手配しないといけないので
床も壁もコンクリ地のまんまだ
そんなもんがたくさんあったって誰が欲しがるねん
近所の繁華街に建築中にバブル弾けて野ざらしにされてたビルの残骸が二十年ぐらいそのままにされてたけど結構不気味だったなあ。高層マンション群のゴーストタウンってどんな感じかちょっと興味あるわ。
> 負債が約34兆円を超える規模に膨らんだ恒大
やっぱり世界中で言われてたように
10年以上前に中国は終わってたんだろ
無理やり伸ばしてたが
竹筋コンクリート(強度も通常の1/3以下)の住宅なんて住みたいとも思わないけど
10年以上前から不動産バブル弾けたらどうすんのって言われてたのに
中国人は馬鹿だから需要の分だけ作らないと余りまくるって発想がなかったんだな
>>65
シナ人の発想は、「自分が儲かるかどうか」だけ。
余って売れなくなったら捨てて、また売れるものを作ればいいという考えだから。
誰も住まない家建てまくったらGDP上がるって欠陥指標じゃな
一方衰退国日本は空き家だらけだけどな
>>75
日本の場合 昔建てた空き家を取り壊すと更地になった時点で税金上がるからな
取り壊すのにも産廃の規制がきついから 費用も馬鹿にならないし
爆破解体してまた作るんだろ?見せかけのGDPと見せかけのシナ市場のために
債権者?天安門事件のように戦車でまたミンチだろ?
これすら怪しい
本当は書面上だけに存在する建物と帳簿上使ったことになってる資材と雇われているらしい労働者の賃金とやらが
数字としてあるだけなんじゃないの
もう中国へ移民するしかないな(´・ω・`)
ドイツ沈没しても大丈夫
国民の移住制限してるのに誰が買うこと想定してたんだよ?
空き家だけじゃなく建設途中で頓挫したマンションもいっぱいあるからな
金払ってしまってるから窓もついてない電気も通ってない所に住んでる人がいるという