「小が大を呑み込む」買収劇!
アークランドサカモトの設立は1952年、金物卸を扱う「坂本商会」として創業した。ホームセンター・DIY事業に進出したのは1978年で、2022年時点において同社が運営する「ホームセンタームサシ」は新潟県を中心に富山・石川などの日本海側エリア、近畿圏で38店舗を運営する。ホームセンタームサシの売上高は700億円前後となっている。
このほかアークランドサカモトは、外食チェーン運営のアークランドサービスホールディングス(東京都/坂本守孝社長)を傘下に抱える。「ホームセンタームサシ」の名を聞いたことがなくても、カツ丼専門チェーン「かつや」は知っているという読者も多いだろう。
一方、住宅設備を主力事業とするLIXILグループ(東京都)傘下だったビバホーム(当時の社名はLIXILビバ)。買収前の2020年3月期の売上高は1885億円弱、本部を置く埼玉県を中心に、北は北海道、南は九州・佐賀まで22都道府県に100店舗超を展開していた。
ホームセンター事業の店舗数、売上高を比較すると、ビバホームはアークランドサカモトの3倍近い規模であり、アークランドサカモトのビバホーム買収はまさに「小が大を呑み込む」買収劇だった。
巨大買収劇のゆくえは……
当然、ビバホーム買収の道のりは平坦なものではなかった。売上高1兆円を超えるグローバル企業、LIXILグループがビバホームの売却を決めたのは2020年のことだ。当時のLIXILグループは、創業家一族による現役社長(瀬戸欣哉氏)の解任劇、ファンドの支援を受けた瀬戸氏の返り咲き……と経営体制が揺れた時期だ。「創業家との関係が深いビバを現経営陣が切り捨てたのでは」と揶揄する声も一部ではあったものの、「利益率の低いホームセンター事業の分離」「本業への回帰」が公式な売却理由である
LIXILビバの買収コンペには、複数のファンドも名乗りを上げた。買収必要資金は1000億円にのぼるとも報じられ、アークランドサカモトは資金面で劣るとされたものの、短期借入枠およびシンジケートローン(みずほ銀行・三井住友銀行)により資金を調達し、結果的に買収劇を制している。
なお、この調達に伴い、アークランドサカモトの自己資本比率は69.7%(2020年2月期実績)から23.0%(21年2月期実績)に低下、財務状態は急速に悪化した(22年2月期実績は26%)。
ビバホームの子会社化に伴い、渡邊修前社長を筆頭とする旧経営陣の多くがビバホームを去り、代わりにアークランドサカモトの幹部が取締役に就任している。こうしてアークランドサカモトの傘下に入ったビバホームだが、話は子会社化で終わらなかった。
“ムサシ流”が徹底されるビバホーム
ビバホームの買収により売上規模が3倍超となったアークランドサカモトは、M&Aの成果をあげるべく、改革に着手する。まず手をつけたのは、“ムサシ流”の徹底だ。取り扱い商品では、ムサシが強みとする自転車や農業資材の品揃えを強化、総合ペットショップ「ニコペット」のビバホーム店舗への展開も加速していく。
現場オペレーションも、ムサシがこれまで取り組んできた棚の高さの厳格化、園芸コーナーでの庭造りなどが励行される。また、ムサシはコスト管理にも厳しいと言われており、ビバホームに対して徹底した在庫管理を要求するといった話も聞こえてくる。
こうした取り組みを浸透させるのは簡単ではない。ビバホームの従業員との対話を繰り返すなど地道な取り組みが必須であるのは間違いない。
では、なぜアークランドサカモトは100%子会社のビバホームを吸収合併したのだろうか。
他業態に目を向けると、ツルハホールディングス傘下の「くすりの福太郎」「ドラッグイレブン」、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス傘下の「ユニー」「長崎屋」は、買収後もそのまま子会社が残されている。
子会社が存続するケースでは、店舗の屋号もそのままである場合が多い。「ダイエー」がイオンの子会社としていられるのも、いまだ高い知名度を誇るダイエーブランドを残すためとも言われている。
今回の吸収合併でも「ビバホーム」屋号はそのまま継続するということだが、今後の帰趨は注目されて然るべきだ。オペレーションや品揃え、店づくりが“ムサシ流”に変わるにも関わらず現状ビバホームの看板を残す意味は、「ビバホーム」の高い知名度にあるのだろう。
今後もM&Aが加速?
吸収合併の理由として考えられるのは、経営効率の向上だ。もちろん、子会社が少なければいいというわけではないが、組織構造がシンプルであれば、経営の意思決定も迅速化する。とくに今後もM&Aを考えているのであれば経営効率の向上は欠かせない。
全文はこちら
https://diamond-rm.net/management/221960/
群馬17愛用、ビバブラック消滅の危機。
東急ハンズも喰われたし何が起こるかわからんな
ドイトすきだったんだけどな~
カインズだけだとつまんない
コメリもなんか偏りがなぁ~
やっぱジョイフルホンダかな…遠いのが惜しい
>>7
ハンズどっかに吸収されたの?
>>42
ハンズはカインズの子会社
カインズはベイシアグループ
ベイシアは、ワークマンとかカインズ、オートアールズ、セーブオン、ベイシア電器とかを抱える地味だけど売上1兆円を超える巨大グループ
はぇー、ビバホームも消滅したのか…。
世も末だな。
情けねえなぁLIXILは
>>12
TOTOに差つけられてるな
>>12
本業はメーカーだから小売なんてどうでもいいんだよ。
主たる顧客はデベロッパーやハウスメーカー、ビルオーナーとかなんだし。
>>97
ビバホームやってるせいで建材とか他のホームセンターで扱って貰えないデメリットがかなりデカいって社長がインタビューで答えてたな。
しかもビバホームの売上で自社製品割合は低いという…
DCM化はおもしろくない
ホームセンターはコーナン以外生き残れねーだろ
>>13
それは少しゴーマンだな
>>13
コーナンが潰れてもカインズやDCMは生き残る
>>13
島忠を忘れないで
>>69
すでに半分ニトリやん
スーパービバホームがスーパーアークランズになるん?
スーパービバホームズのマニアックなボルトサイズやエアツールの品揃えが無くなるのは困るなあ
>>21
その辺ミニスーパー程度の規模のコーナンPROと品揃えが同程度じゃん
>>21
スーパービバホームは他のホムセンにない品揃えがほんと魅力的
世界最強の木工用ボンドタイトボンド置いてるのもあそこだけ
ああいうのは維持して欲しい
おれ、DCM派
自社ブランド製品に割と使い勝手のいいものが多いと思う
歯ブラシがお気に入り
小が大を飲み込むなんていくらでもあるがな
ユニーグループホールディングもファミマに飲み込まれてサークルKサンクスは消滅
ユニーは今やドンキの傘下…
ユニーは腐ってもイオンやセブンに次ぐ流通大手やったのに
>>25
ユニーの名前って残ってるか?
>>25
一番わかりやすいのは、第二地銀でしかない北洋銀行が
都銀であった北海道拓殖銀行を呑み込んだこと。
ビバホーム法人格すら消滅したのか
看板は変えないいうがそうするとビバホーム買収以前に関東に1店舗だけぽつんと出店した
ムサシどうするんだろうなw
関東はビバホーム圏だから看板残すなら今後の出店もビバホームだろうしムサシの出る幕なんかない
まあ看板違っても中身一緒ならどっちでも構わんのだろうが
なおビバペッツはテナントだったがニコペットはアークランド直営なので転換された所は
ペットコーナーががらっと入れ替わっている
といっても今のところまだ三郷の1例しかないが
DCMはなぁ、、、店舗名をDCMにするのは失敗しそう。
内情言うとムサシはとにかく値段一本、安けりゃ良しでいくらしい。
ビバホームのスタッフすごい勢いで辞めてるから棚がスカスカになるのは時間の問題だろ。
ひっそりとDCM本家の北海道に攻め込んだコメリ
>>43
北海道
ジョイフルAK>スーパービバホーム>>コメリ・カインズ>>>ホーマック
北海道地場なのに一番酷いホーマックw
品揃え悪い、クソ高い。昔はホーマックとビバホーム、サンワドーくらいしかなかったからまともに思えたが色んなとこが出張って来て一番下まで蹴落とされたw
>>115
ホーマックは最近、水栓が寒冷地仕様じゃないのしか売ってない。
建デポも、コーナンになってから寒冷地仕様を辞めた。
使えねえ。
平和堂とともに独立を保つアヤハDIO
ビバは他のホームセンターには置いてない商品を置いてたりするから侮れない。
>>47
それな
ママチャリのカップアンドコーンBBのベアリングとか
ユーゲルDXの小分け売りとか
スプレー缶のロングノズルとか
色々と便利だったのに
>>47
ならビバホームをマイカタにも呼ぶしかないな
成城石井とビバホームがあれば なんとかなるやろ
>>47
仕事で材料不足になった時ホームセンター駆け込むけどなんとなくわかるわ
店の規模もあるんだろうけど品揃えのイメージ的にはビバ>コーナン>ロイヤル=カインズ
ビバホーム、リクシルのグループだったのか。
近所のは広すぎ、品揃えが良すぎて採算とれてない感じすごい
ホームセンターの品揃えって難しいよね
マイナーすぎるものは通販で買うよみんな
>ムサシが強みとする自転車や農業資材の品揃えを強化
ビバはDIYなんじゃ…
>>66
今まだムサシの本部がある新潟県三条市近辺は台所用品と工具の工場がたくさんあるからな。
いわゆる金属加工の街だからDIYにも強いかと。
マニアックな工具作ってるメーカーもいろいろある。
隣の加茂市も園芸屋だらけだし基本的に農業県だから取引のノウハウはあるはず。
>>66
住宅をいかに快適に過ごしやすく自分流にカスタムできるDIYが強みなのにな
関東は昔はドイトとビバホームが双璧だったのにな
都市部だと東急ハンズとか
全部買収されちゃったね
ドイトといいビバホームといい自分の行きつけのホームセンターはみんな買収されるな…
今はユニディとビバホームの2つで賄ってるけど
品揃えが補完関係にあるから変えられると困る
ビバの品揃えは、他より頭ひとつ抜けてる。
安定のカインズ、専門のセキチュー、なんでも置いてあるビバ。
何気にアークランドサカモトは業務提携もしているジョイフル本田の大株主なので
ビバの買収資金確保できたのもその信用があったという理由なのかもしれない
>>91
ジョイフル本田は拡大しないのかね
ホムセンでは一番楽しいと思うんだけど
アンティークがいいんだよね
>>94
ジョイフル本田は商圏を広めに設定した巨大店舗を出店する思想のようだから
そう簡単に店増やしたりはしないんだろうな
茨城千葉以外はまだ余地がありそうにも見えるが自社内競合がないというだけで
同業他社の縄張りに殴り込む形になるし
なによりジョイフル本田の筆頭株主はアークランドサカモトという関係にあり
そもそもビバホームのある地域に進出するような真似が許される立場にない
ビバホームも30年くらい前は、バッタ屋みたいなもんだったよ。
自称10万円の時計を9800円っていたのを覚えてるわ。
新潟のムサシとコメリ
福井のPLANTとヤマキシ
間の石川富山は何も無いのな
>>134
PLANTは「スーパーセンター」というスーパーマーケット+ホームセンターを融合させた業態なので少し違うな
だが、業界最大手のカインズが同じ敷地内に
系列のベイシアや地場スーパーを隣接させて同様な手法を採っているが
>>138
スーパーの集客力で相乗効果狙ってるんだろうね
2000年代後半あたりからビバホーム(トステムビバ時代)や島忠(ニトリ化前)もスーパーを
入居させる形態の店舗展開をするようになった
ジョイフル本田はジャパンミートと組んでいるな
近所に去年ビバホーム出来たけど、殆どが高すぎ
一部安いのはあるけど、一般人は買わない商品
ムサシと同じになるなら歓迎や
>>1
強みとする自転車や農業資材の品揃えを強化
嘘つけ近所のビバホームはチャリの販売止めたし修理も週一回しか出来ないゾ
新潟県内じゃコメリの後塵を拝しているイメージ
でっかい店舗は確かに気分あがるけど
何が一番かって言ったらコメリ
コメリは会員証システムがあまりにクソ過ぎて話にならんね
あと盗難対策が行き過ぎてて単品陳列多すぎ。その割には品種が少ない
工具なんかもガラスケースに収められてるから簡単に触って見ることが出来ない
農業従事者にはいいんだろうけどホームセンターとしてはかなり弱い
ビバホームじゃなくなるのか。