1:名無しさん




ガーナ・アクラ――アフリカで野球人気を広めている元高校野球選手の活躍もあり、ガーナに阪神甲子園球場のような施設がオープンした。
首都アクラの学校敷地内で12日、甲子園球場の完成を祝う式典が開かれた。球場名の看板が除幕された後、ガーナ人と在留邦人による親善試合が行われた。
その後、子どもたちの野球の試合や授業などに利用されている。 ガーナ初の本格的な野球場となるこの球場は、本塁からセンターまで120メートル、左右の翼までそれぞれ105メートルの広さがある。外野フェンスはないが、バックネットと両チーム用のベンチが設置されている。
ガーナの人々は、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開催される全国高校野球選手権大会で日本中が沸き立つような熱狂を、この新球場で巻き起こしてほしいと願っている。また、ガーナの選手たちが、この新球場を将来のプロリーグでの活躍の足がかりにしてほしいとも願っている。
「野球には、思いやりや協調性など、人間性を育む力があります」と、アフリカ東部タンザニアのJICA事務所に勤務する友成真也さん(49)は語る。「日本の高校野球のように、ガーナでも開催して、子どもたちに目標を持てるようにしたい」。
かつて慶応義塾高校野球部に所属していた友成さんは、新球場建設と「甲子園」の名称獲得に尽力した中心人物だ。

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