リング設営中に柱が折れ大会中止…新日本プロレス53年で初の珍事 棚橋弘至社長「100年に一度」「試合中なら大ケガ、不幸中の幸い」 金属疲労か
新日本プロレスは7日、東京・後楽園ホールで開催予定だった大会が、リング設営中に鉄柱が折れたため中止とした。6日の旗揚げ記念日で53周年を迎えた団体にとって史上初の珍事で、金属疲労が原因と考えられるという。全7試合の予定だったが、チケットは払い戻し対応を決め、さらに急きょ選手によるトークショーをロープを張っていないリング上で開催。試合ができない前代未聞の事態となったが、なかなか見られない光景にファンは目を輝かせた。
大会前にリング設営をしていたところ、若手がリングチェックのため全力でロープワークで走っていたところ、四隅のコーナーの鉄柱のうち1本がバキッと折れたという。棚橋は「金属疲労なのか、ロープを締めすぎたのか、支柱が真ん中から折れてしまって、試合続行は難しいと判断した」。もう1つのリングは尼崎大会に向けて運搬済みで、当日は代替案がなかった。直前まで協議して中止を決めたが、新日本プロレス始まって以来の珍事で「100年に一度の形になった」と頭をかいた。
ただ、試合中に鉄柱が折れていた場合、大惨事となっていた可能性もあるだけに、棚橋は「不幸中の幸い。試合中なら大きなケガにつながったかもしれない。そこは神様に守っていただいたのかも」と胸をなで下ろした。
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