物議を醸しているのは、制作・配給元の「VICE」(登録者数67万人)が2017年に公開したヘドローバのメイキング映像です。作中には子供が暴行されるシーンがありますが、演技ではなく実際に暴行を加えられており、メイキングでは暴行場面がそのまま写されています。
メイキング映像の問題のシーンでは、大人の俳優が子役の少年の髪を掴み、何度も平手打ちを加えています。暴行を加える役は元格闘家の一ノ瀬ワタル。メイキング映像の中だけでも10回以上ビンタを浴びせているのが確認できます。涙に顔を濡らし、カット後にも嗚咽が止まらない子役の少年。「よく頑張った」と周囲から声を掛けられる中、嘔吐してしまいます。
このシーンについて、プロデューサーの西村喜廣は「今の喧嘩のやつ(シーン)は、マジでやるってことは結構ありますね。で、若い子なんで、それに対して少しはリアルさを出さないと、あの表情は出なかったんじゃないかなと思います。だから、別にそこまで危険なことはやってないと思うんで、それは大丈夫だと思うんだけど。」
と満足げな表情を見せています。
監督の小林勇貴は「恐ろしいものが撮れてしまいましたが、そうですね、でもすごい良かったです。児童虐待、撮りました。」
殴られた子役の住川龍珠は「とにかくヤバかったです。いろいろ。死にそうでした。」とコメント。
全文・メイキング動画はこちら
https://yutura.net/news/archives/74476