ロイター通信によると、ウクライナ南部オデッサ州沖の黒海で25日、ロシア軍のミサイルがパナマ船籍の貨物船「ナムラ・クイーン」の船尾を直撃した。愛媛県今治市の海運会社は26日、自社所有の船だとした上で、フィリピン人の乗組員1人が軽傷を負ったと明らかにした。
海運会社によると、貨物船にはフィリピン人の乗組員計20人が乗っていた。負傷部位は明らかにしていないが、このうち1人が打撲のけがをした。船は被弾後、南へ進んでいるという。
貨物船は穀物を積むため、オデッサ州の港に向かっていた。ウクライナの海運業者によると、貨物船で火災が発生したが、鎮圧された。
ロシアがウクライナに侵攻して以降、ナムラ・クイーンを含め、民間船3隻が被害を受けている。
ソース時事通信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022022600378&g=int