日本製車両、ドーハを快走 豪華な内装、観客輸送で貢献―カタール初の地下鉄・W杯サッカー
【ドーハ時事】サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会は、国内外から120万人以上の来訪が見込まれる。観客輸送を担うのは、日本企業が中心となって開発したカタール初の地下鉄「ドーハメトロ」だ。そこには、過去の経験に裏打ちされた確かな技術と自信があった。
目指したのはカタールの伝統様式を取り入れ、かつモダンなデザインだ。車両の通路部分に設置された、ねじりの入った4本のポール。ドーハ市内の高層ビルをモチーフにしたといい、手すりとして使われる。
車両は富裕層向けのゴールド、主に女性と子ども用のファミリー、その他のスタンダードと3クラスに分かれている。ゴールドクラスは「マジリス」と呼ばれる応接室をイメージし、1人用の座席を対面で配置。座面の生地や木目調の床も特別仕様で、高級感が漂う。
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