水俣病の原因となった水銀を包括的に規制する「水銀に関する水俣条約」の第5回締約国会議が3日、スイス西部ジュネーブで閉幕し、直管蛍光灯の製造と輸出入を2027年末までに禁止することなどで合意した。25年末での製造・輸出入禁止が既に決まっている電球形蛍光灯と合わせ、全ての一般照明用蛍光灯の製造が終わることになる。
28年以降も蛍光灯の使用や在庫品販売は継続できる。
日本は発光ダイオード(LED)照明の普及が進んでいることを背景に今回の協議を主導した。条約採択から10年の節目の会議で、成果を出すことに貢献した。
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