見えぬ「借り主」の姿 トケマッチ、消費相談はすべて「所有者」から
高級腕時計のシェアサービス「トケマッチ」を巡るトラブルについて、5日までに国民生活センターに寄せられた相談61件のすべてが所有者側からで、借り主のものはなかった。サービスを維持できるほどの借り主が存在していたか、疑問の声が上がっている。<中略>
東京都内に住む40代の女性会社員は腕時計14本(1700万円相当)をトケマッチ側に預け、このうち13本が返ってきていない。「『借りた腕時計をどうやって返却したら良いか』など、借り主から相談が一つもないのはおかしい」と話す。
女性は以前、借り主が誰かトケマッチ側に尋ねたが個人情報を理由に具体的に教えてもらえず、「個人だけでなくテレビ局やドラマで使われることもある」などと伝えられただけだった。「トケマッチのX(旧ツイッター)でも、所有者を募集するだけで借り主に関する投稿は見たことがない」と振り返る。
借りようとして断られた人もいる。京都府内の公務員男性(46)はロレックスにあこがれ、昨年7月と10月の2回、レンタルを申し込んだ。ホームページ(HP)上にあるフォームから勤務先や年収(約500万円)などの情報を送信したが、いずれもメールで「弊社基準にて総合的に判断した結果」として見送られた。
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