【住民困惑】千葉の津波避難タワー、完成10年で使用不能にhttps://t.co/sbOJIejNh5
— ライブドアニュース (@livedoornews) September 5, 2025
千葉・匝瑳市にある津波避難タワーは腐食が進み、周辺はロープで封鎖され使用不能に。予算の関係で建て替えの時期も不透明で、近隣住民やサーファーからは困惑の声が上がっているという。 pic.twitter.com/2h5RqKc7A9
県が元禄地震(1703年)を基に行ったシミュレーションによると、同地区付近には36分で津波が到達し、高さは最大7・8メートルと想定されている。同地区は東日本大震災の津波で深刻な被害を受けたことから、匝瑳市が国の復興交付金を活用して7830万円かけ、津波避難タワーを2015年に完成させた。
足場は2か所(高さ6・2メートルと8・7メートル)あり、150人が避難できる。夜間照明用の太陽光パネルや蓄電池も配備された。塩害に備えて腐食に強いとされる塗装も施した。市は建材の法定耐用年数に基づき、タワーの耐用年数を31年と見積もっていた。
だが、さびは完成当初から進行が速かった。市総務課によると、年1回点検を行い、さび止めの塗装を施すなどしてきたが、23年の調査で手すりの安全性に問題があると判断され、24年に使用を中止した。
「責任は誰が」
市は16年、施工した市内の建設会社や、設計業者、塗料業者に現地調査を指示した。その結果、塗装時の下地の調整不足や塗料膜の厚さの偏りが原因で劣化が生じたと思われるとの報告を受けた。その後3社が協力して修繕を行ったが、腐食はさらに進んだ。
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