879ヘクタールの農地が浸水、病虫害まで…集中豪雨で「物価災難」=韓国
韓国では記録的な集中豪雨で880ヘクタール近い農地が水に浸った。汝矣島(ヨイド)の3倍を越える面積だが、被害規模は拡大を続けている。大雨に続く暑さで農畜産物の物価が不安定になっている。
12日、企画財政部の方基善(パン・ギソン)第1次官の主宰で開かれた非常経済次官会議で「大雨による農作物被害状況および今後の管理方案」が議論された。方次官は「現在まで農作物の浸水・落果879ヘクタール、8万6552頭の家畜斃死被害が発生し、降雨以降の高温に伴う病害発生も懸念されている」と明らかにした。879ヘクタールは8.79平方キロメートルに該当する面積で、ソウル汝矣島(ヨイド)の大きさ(2.9平方キロメートル)の3倍に達する。<中略>
中部地方を中心とした今回の大雨は農畜産物の物価にも悪影響を及ぼしている。雨が集中した江原(カンウォン)・忠北(チュンブク)・京畿(キョンギ)地域がハクサイ・ダイコン・ジャガイモ・リンゴ・ナシなどの主産地であるためだ。施設(ビニールハウス)ではなく露地で主に栽培されているこれら作物は特に雨の被害に脆弱だ。土砂崩れや浸水被害で農作物の出荷にも支障が出ている。
この日、韓国農水産食品流通公社農産物流通情報(KAMIS)によると、11日基準でダイコン20キログラムの卸売価格は平均2万9000ウォン(約2970円)で、1週間前の5日と比べると36.8%急騰した。わずか1週間の間にカボチャ51.2%、キュウリ47.1%、長ネギ20.2%、キャベツ11.2%、ヨルム(若大根)9.3%、ジャガイモ4.1%など卸売価格が大幅に上昇した。
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