2023年11月13日、韓国・SBSは「電気自動車(EV)購入者が大幅に減り、海外メーカーがEV投資を停止または縮小している中、現代自動車(ヒョンデ)は蔚山(ウルサン)にEV専用工場を建設する」と伝えた。
現代自は13日、蔚山市北区の先端投資地区でEV専用工場の起工式を大々的に行った。同工場は敷地は54万8000平方メートル、サッカー競技場76個分の広さで、2兆ウォン(約2304億円)を投じる。26年1~3月期から年間20万台の超大型SUVEVの生産を行う計画だ。現代自としては、牙山(アサン)工場以来、29年ぶりの国内工場となる。
ただ、記事は「最近EV販売は鈍化しており、海外の完成車メーカーは投資に慎重になっている」と指摘している。フォードはLGエネルギーソリューションと合弁でトルコに電池工場を建設する計画を撤回した。ゼネラルモーターズ(GM)、フォルクスワーゲンなどもEV関連投資を延期または縮小している。日本のメーカーのEVシフトが進んでいないことについて「賢明だ」と評価する声も上がっているという。
しかし、現代自はEV販売戦略を修正する計画はないと表明している。年産30万台規模で米ジョージア州に建設中のEV工場も予定どおり来年上半期に完工させる。現代自グループは今年、米国市場でのEV販売がテスラに次ぐ2位になると予想されており、投資を通じた市場先占効果を維持したい考えだと分析される。
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