ロシア軍、マリウポリへの攻勢強化 市街地で戦闘、早期制圧狙う
ロシア軍のウクライナ侵攻で、南東部の港湾工業都市マリウポリへの攻勢が激化している。ロシア国防省は18日、親露派武装勢力が同市の包囲を強化し、市中心部でウクライナ側と戦闘を続けていると発表した。ボイチェンコ市長も同日、英BBC放送に「戦闘は市街地に及んでいる」と明かした。今後、ロシア側が同市の制圧へ向けて無差別攻撃を強める恐れがある。<中略>
16日に空爆を受けた同市内の劇場では救出活動が続く。地元当局は18日、「暫定的な情報では死者はいない」と発表。劇場からは130人が救出されたが、1300人が中に残っているとされる。一方、ロシア国防省は18日、「マリウポリから民間人を装って脱走を図った150~200人の戦闘員のうち93人を殺害した」と発表した。 避難中を含む民間人への攻撃に国際的な非難が高まる中、ロシア軍が攻撃しているのは「あくまで戦闘員」と強弁する狙いとみられる。
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https://mainichi.jp/articles/20220319/k00/00m/030/052000c