1:名無しさん




 自民党と日本維新の会が合意した衆院議員の定数(465)の削減に対し、野党から慎重論が相次いでいる。仮に比例選で1割削減した場合、中小政党への打撃が大きくなるためだ。与野党の協議は難航必至とみられ、維新の求める早期の削減は見通せない。(田村直広、谷口京子)

 「一緒にやっていきましょう」。維新の中司幹事長は23日、国民民主党の榛葉幹事長と国会内で会談した際、定数削減などを巡ってそう呼びかけた。

 榛葉氏によると、同席した維新の遠藤敬国会対策委員長(首相補佐官)は「この国会でやらなかったら、いつでも連立を離脱する」と強調したという。榛葉氏は記者団に、「反対はしない」としつつも、与党案をまず提示するよう求めた。

 自民、維新両党は連立合意書に「1割を目標に衆院議員定数を削減する」と明記し、今国会での関連法案の提出、成立を目指している。両党内では小選挙区選(289)と比例選(176)のうち、比例で50議席を削減して1割を達成する案が取り沙汰されている。

 読売新聞が2024年衆院選の結果を基に試算したところ、人口比を重視する「アダムズ方式」で定数が割り振られている全国11の比例ブロックでは、それぞれ2~8の減となる。各党別に集計すると、自民が最も多い17減となり、立憲民主党9減、公明党6減、維新5減と続く。

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