ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が米連邦議会で演説した際の服装について、「ウクライナ大統領はスーツを持っていないのか」と批判した米経済評論家の意見に、世界中から非難の声が殺到しています。
ゼレンスキー大統領が3月16日にTシャツ姿で米連邦議会でリモート演説を行った後、経済評論家のピーター・シフ氏はTwitterに、「大変なときなのは分かるが、ウクライナ大統領はスーツを持っていないのか」と投稿。「私は今の連邦議員をあまり尊敬していないが、それでも私だったらTシャツでは演説しない。無礼を働きたくない」と述べています。
ゼレンスキー大統領は過去にスーツ姿で公の場に現れたことがあり、演説でのTシャツ姿は有事のためと考えられます。「大変なときなのは分かるが」と一言添えながらも、ウクライナの事情を無視したかのようなシフ氏の言葉に、世界中からあきれる声が寄せられています。
2万9000件の引用リツイート、リプライ件数は10万2000以上と、数え切れないほどの反発する声があり、ストレートに「まだ3月ですが、あなたの投稿は今年一番のバカな投稿です」という意見も。それに対してシフ氏は「そう思うなら、Twitterにあまり時間を使っていないのでしょうね」と開き直ったようにも見える態度を取っています。
この発言には日本からも「スーツを着ていないということで文句を言う人がいるとは思わなかった…」などあきれる声も出ています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6bf2f3fa00aa0b6736cf137a711566e46e2e07a