[ロンドン 26日 ロイター] – トラス英外相は、ロシアの個人と企業に科している制裁について、ロシアがウクライナから部隊を撤退させて侵攻の終結を約束すれば、解除が可能になるとの認識を示した。英紙テレグラフが26日、インタビューの内容を報じた。
同相は「制裁は完全な停戦と撤退に加え、さらなる侵攻がないことをロシアが確約した場合にのみ解除すべきだ」と述べた。その上で、ロシアがその後にさらに侵攻した場合は直ちに制裁を科す可能性があるとも強調した。
英政府はこれまでにロシアの銀行やオリガルヒ(新興財閥)に制裁を科している。これら銀行の総資産額は5000億ポンド(約6586億5000万ドル)相当、オリガルヒとその家族の純資産は1500億ポンド超という。
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