ロシアが一方的に併合を宣言したウクライナ4州の一つである中南部ザポリージャ州で、ロシア軍の一部に撤退の動きがあるとウクライナ軍が主張している。ロシアが占拠する州内のザポリージャ原発をめぐっても、ロシア系の独立メディアは、ロシアが条件付きで撤退する可能性を報じている。
ウクライナ軍参謀本部は1日、ザポリージャ原発の東側にあるミハイリウカ、ポロヒ、インジェネルネの三つの町で、ロシア軍に撤退の動きがあるとSNSに書き込んだ。米シンクタンクの戦争研究所(ISW)によると、ロシア軍が自軍の集結地や輸送網をウクライナ軍に激しく攻撃され、一帯を守り切れなくなっている可能性があるという。
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