スルガ銀行 経営立て直しへ 中間決算で去年比3倍余りの黒字
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http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20211113/3030013939.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
不正融資が問題となり経営の立て直しを進めている沼津市のスルガ銀行は、中間決算での最終的な利益が去年の3倍余りの178億円の黒字になったと発表しました。
スルガ銀行が発表したことし9月までの中間決算は、最終的な利益が去年の同じ時期の3倍あまりの178億円の黒字となりました。また、売り上げに当たる経常収益は、去年に比べ6%あまり増えて541億円でした。
これは、主な融資先の投資家が所有する首都圏の不動産の地価が上昇したため、融資が焦げ付いた場合に備える費用が大幅に減ったことが主な要因です。
一方、家電量販店のノジマとの提携関係については、ことし5月にノジマが提携関係見直しの協議を申し入れ、6月には、経営に関する考え方の違いを理由にノジマの野島廣司社長が銀行の取締役を辞任したことから今後の行方が注目されています。
これについて、12日の会見の中で、嵯峨社長は、「どのような形で提携関係を解消するのか話し合いを継続している」と述べ、現在も筆頭株主であるノジマと協議中であることを明らかにしました。