2023年01月20日、韓国鉄鋼最大手の『Posco(ポスコ)』が2022年の業績を公示しました。〈中略〉
まだ暫定値ではありますが、2022年の営業利益は「4.9兆ウォン」となり、「2021年:9.2兆ウォン」から46.7%減少しました。営業利益が昨年と比較してほぼ半減しました。2022年09月06日、朝鮮半島南部に台風11号が上陸して、浦項製鉄所の工場設備が水没、火災も発生。高炉は水没しなかったものの3基が全部が止まるという49年ぶりの事態に見舞われました。
ポスコはすぐに復旧作業に入り、09月08日には以下のようなプレスリリースを出し、10日から順次高炉を稼働させるとしたのですが……。〈中略〉
事はそううまく運びませんでした。上掲公示と同時に、『ポスコ』は「製鉄所の復旧」について以下のようにも公示しています。
この公示によればようやく浦項製鉄所工場の生産正常化の目処がたった模様です。ただし、韓国メディアからは「生産が正常に戻るのは2023年第1四半期いっぱいかかるのではないか」という観測も出ています。
いずれにしても、『ポスコ』からすれば2022年の台風被害は大きな足かせになりました。それは今回の業績速報にも表れています。
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