女子テニスの大坂なおみ(Naomi Osaka)は、昨年9月から試合に出場していない。
そして7日、来週から始まる全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2023)の欠場が決まったことで、元世界ランキング1位の大坂は二度とコートに姿を見せないのではないかという懸念が高まっている。<中略>
■ビジネスへの関心
ロゼンバーグ氏によれば、大坂は「いろいろなことを計算し直している」ところで、その結果、プロテニス選手を続けるのに必要な犠牲を払う覚悟はもうないという判断を下すかもしれないという。「今はテニスに打ち込みたいかという部分で、つじつまが合っていない」というロゼンバーグ氏は、「自分が求める水準を維持しながら、選手としてフルタイムで活動するのがどれだけ大変で、すべてを注ぎ込まなければならないかを、彼女は分かっている」と話し、「すでに多くを勝ち取ったから、トップ20に戻るだけではもう満足できない」と続けた。
昨年3月には、絶対的な世界1位だったアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)が25歳で電撃的な引退を表明したが、
その理由についてバーティは「肉体的な消耗」を挙げ、現役続行への意欲がもう残っていないと説明している。大坂はすでに、テニス以外のさまざまなことにも関心を示している。マネジメント会社を立ち上げてジャバーとニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)をクライアントに抱え、米国で急成長しているテニスに似たスポーツ「ピックルボール」に投資し、スポンサー収入も莫大(ばくだい)な額に上る。
ホームページでは自身をテニス選手というだけでなく、「ファッションオタク」や「起業家」、「社会変化の支持者」とも表現している。 米経済誌フォーブス(Forbes)の長者番付では、2022年も女子スポーツ選手1位に輝き、テニスでの不振が続く中で収入は5110万ドル(約67億円)に達すると伝えられている。
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