2022年度大学入学共通テストの「数学1A」(100点満点)は昨年より難化した。昨年と比べ問題量に大きな変化は見られなかったが、河合塾は昨年より平均点が20点低下、駿台・ベネッセは15点低下と予想している。試験直後からは受験生かの「悲鳴」がSNSを飛び交った。
出題分野は特定の分野に偏ることなく、幅広く出題された。散布図を選ぶ問題もあり「平均値や相関係数からグラフを絞り込む必要があり、今までに見られない問題であった」(駿台とベネッセが運営するデータネット)。かなりの計算力を要する設問を含む「3つの1次不定方程式」を題材にした問題、条件をもとに図をかくことが難しい「三角形と線分の比に関する平面図形の問題」なども出題された。
頭真っ白、夢ならばどれほど良かったか…
難化した数学1Aは、SNSでも話題に。受験生たちのツイートによると「共通テスト数学IA難化どころじゃなくね?頭真っ白になったわ。」「試験前の俺『数学1Aで満点取れないやつおるん?w』試験終わった時の俺『夢ならばどれほど良かったでしょう』」「2022年共通テスト数学1A作問者を許さない」など、苦戦したことがうかがえる声が上がった。
泣きながら帰る受験生も
また「隣の女の子共通テスト数学1A終わったら突然泣きながら帰り出した」「隣の人共通テスト数学1Aの問題破ってて草」など、かなりのダメージを追っている様子の受験生を見たという声も上がっていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/59fc021b3915de4fadb5929e4de2a6a05c4e793f