公演期間の終盤に差しかかった、4月上旬のことだった。
「楽屋で菊之助さんが、一門の尾上音三郎さん(50)にお叱りの言葉をかけたんです。すると音三郎さんも返す刀で激怒し、“もう一緒にはやっていられない!”とそのまま荷物をまとめて出て行ってしまった。
そのとき楽屋内にいたのは5人ほどだったそうですが、大声は部屋の外にまで響き渡り、しかも翌日公演からはキャストが変更されたので、音三郎さんの“大立廻り”はたちまち舞台関係者に広く知られるところになりました」(舞台関係者)
音三郎は主に女形の役者で、いまから25年以上前に菊之助の父・尾上菊五郎(80)と菊之助の親子に弟子入りしたベテランだ。菊之助より音三郎の方が年齢は上だが、「師匠と弟子」の関係に当たる。
以前より周囲が危ぶんでいたのは、菊之助の長男・丑之助(9)を挟んだ、菊之助と音三郎の関係だった。
「丑之助くんのおしろいの塗り方と着物の着方を音三郎さんが強めに注意したことがあったそうです。ただ、丑之助くんは過剰に捉えてしまった。それを伝え聞いた菊之助さんが音三郎さんをわざわざ自宅に呼び出して丑之助くんの前で散々に罵倒したうえ、“息子に土下座しろ!”と謝罪を迫ったことがあったそうです」(芸能関係者)
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