本日の「劇団中国」。ネパール・チベット土石流の🇨🇳側動画。
— Black China ブラックチャイナ (@superwangbadan) September 3, 2026
さすがの壁内ネットでも、「服が全然汚れてなくて草」とプロパガンダ臭を嗅ぎ取っているようである。 俳優さんが頑張ってるのに大道具小道具しっかりしろよ(笑pic.twitter.com/ymArWzIcsm
2026年8月26日、ネパール側の高標高地帯で氷河が崩落したことをきっかけに発生した大規模土石流は、ネパール・中国チベット自治区国境一帯を襲った。国境検問所のギロン(吉隆)港をはじめとする地域で甚大な被害が出て、両国合わせて死者は1000人を超え、行方不明者は数千人規模に上っている。中国側では死者21人、行方不明者540人超とされ、2300人を超える人員を動員した大規模な捜索・救助活動が続いている。こうしたなか、中国国内で流通する救助現場の動画をめぐり、X上で批判的な指摘が広がった。
動画には、赤い消防服を着た救助隊員らが岩や土砂が散乱する現場でスコップを使い、手掘りで被災者を救出する様子が映っている。字幕では「二次崩落時に体で負傷者を守った」「半時間の徒手掘削で救出」「緊急搬送後、疲労で倒れる」などと、隊員の献身と苦労を強調する内容が添えられている。人民日報関連のアカウント由来とみられるこの映像は、英雄的な救助活動を印象づけるものだ。
しかし投稿者は、中国国内のインターネット上でも「服が全然汚れていなくて草(笑)」との反応が出ていると指摘。「プロパガンダ臭を嗅ぎ取っているようである。俳優さんが頑張ってるのに大道具小道具しっかりしろよ(笑)」と皮肉を込めて評した。
「劇団中国」という言葉は、公式発表や映像が現実を脚色した「上演」のように映るケースを、同アカウントが繰り返し用いる表現だ。実際の現場は泥や岩だらけの過酷な環境とされ、道路寸断や二次災害のリスクの中で作業が続いている。こうした状況下で、制服の汚れが目立たない映像に違和感を覚える声が、検閲の厳しい国内ネットでも一部に漏れている点が注目される。
