2023年10月31日、韓国・聯合ニュースTVは「信じていた中国人観光客の裏切り…免税・美容業界に“中国特需”はなかった」と題する記事を掲載した。
記事によると、8月に中国人の韓国行き団体旅行が再開されたことを受け、長期低迷に陥っていた免税・美容業界ではムード刷新への期待が高まっていた。しかしその期待とは裏腹に、中国人観光客が戻ってきたにもかかわらず7~9月期の業績は全く改善されなかったという。
新羅免税店を運営するホテル新羅の7~9月期の営業利益は77億ウォン(約8億5742万円)で、前年同期比71%減少した。特に免税部門の打撃が大きく、営業利益は163億ウォンの赤字(前年同期は6億ウォンの黒字)を記録した。
ロッテ免税店と現代百貨店免税店の7~9月期の業績はまだ発表されていないが、今年上半期の売上高がそれぞれ38.6%、47.1%減少したという。
韓国観光公社によると、中国人観光客の訪韓が再開されたことにより、8月の韓国の免税店の外国人利用客数は前年同期比4倍以上増の59万385人を記録した。ところが同期間の免税店の外国人売上高は8990億ウォンで、1年前より37%減少したという。
全文はこちら
https://www.recordchina.co.jp/b923017-s39-c20-d0191.html