私たちは、渡辺容疑者を知る人物と接触。
明かされたのは、徹底した“母親中心の生活”だった。
「渡辺容疑者の生活は、本当にお母さん中心でした。お母さんに呼ばれると、話をしている最中でも、そばへ行く。日当たりの良い部屋にお母さんのベッドを置いて、心配なので自分も同じ部屋で寝ると話していました。」(渡辺容疑者を知る人)
92歳になる寝たきりの母親との生活。それを心配した男性は…
「お母さんを施設に入れないんですか?」(渡辺容疑者を知る人)
「母親は自分で看病したい」(渡辺容疑者)
「誰にも触らせたくないという感じで…お母さんに何かあったら、彼は心が折れてしまうんじゃないかと、そんな気がしていました」(渡辺容疑者を知る人)
一方、過去に診療を受けていた病院では…
「病院内でわめき散らす。お母さんと関わっているものに関して、納得いかないことが起こるとそこで爆発する」(埼玉・東入間医師会 関谷治久会長)
母親への対応を巡って怒鳴り声をあげたり、抗議文を送りつけたこともあったという。さらに、鈴木医師による訪問診療サービスを利用するようになってからも、母親が受けていた訪問診療に対して、要求を繰り返していたという渡辺容疑者。
「去年から医療相談所に、(渡辺容疑者から)計15回の相談があった。高齢のお母さまが食事が細くてどうにかしてくれと。医師がどう頑張ってもできないことはある。方針が意に沿えない。そこのところで葛藤ができたのかなと思う」(埼玉・東入間医師会 関谷治久会長)
母を亡くした失望感が、ゆがんだ形となって医師に向けられたのか。
「母が死んでしまい、この先いいことはないと思って自殺しようと思った時に、自分ひとりではなく、先生やクリニックの人を殺そうと考えていた」(渡辺容疑者)
警察は、渡辺容疑者が一方的に医師らに不満を募らせ、犯行に及んだとみて調べを進めている。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/4e0d13cf56e03d4994b269e85cfa5617a7e1cb5e
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