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【NEWSIS】輸送中の電気自動車(EV)が発火して火災が起き、被害が発生したにもかかわらず、補償を受ける方法がなくつらい思いをしているという車両運搬車ドライバーの事情が伝えられた。
インターネットのコミュニティーサイトに「ボベドリーム」に今月1日「EVの起亜レイ輸送中に火災…どこから補償を受けるべきですか」という投稿が掲載された。
被害者の知人と名乗る投稿者は「6月30日17時ごろ、仁川大公園地下道近くを輸送中だったEVから火災が発生した」「この火災で2014年式のレイとトラックの荷台が全焼し、またドライブレコーダーも破損したため約2000万ウォン(約210万円)の被害が発生した。影響で仕事もできず、金銭面での被害はさらに大きくなりそうだ」と説明した。
さらに「貨物共済積載物補償担当者によると、運搬車のドライバーが所有する車で発火が始まったのではないため、レイに対する補償は免責となる可能性が高いらしい」「レイのオーナーは自車の保険に補償を申請しているが、運送を依頼した荷主は賠償責任保険に加入していないので、100%の補償は難しいようだ」と伝えた。
また「消火作業に当たった消防官はレイのバッテリーから発火したと推測しているが、鑑識結果に基づく火災証明申請は7月20日以降に発行できると言っていた」とも説明した。
最後に投稿者は「荷主業者の社長もレイのオーナーもいずれも賠償については自分たちに責任はなく、メーカーの責任だと主張している。また運搬用トラックそのものが原因ではないので保険対応も不可能だ。そのため修理費を支払うのも難しい」「修理が終わるまで仕事もできず、生活が苦しくなっている」とつらい思いを伝えた。
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