1:キキドキちゃん(茸) [US]:2021/10/12(火) 06:54:06.48 ID:6TChgsgy0 BE:632443795-2BP(10000)
山本太郎参戦が火をつけた市民の怒り「文句も言わず名前書けなんて…」いびつな選挙制度、東京8区の「乱」
れいわ新選組の山本太郎代表が10月8日、次期衆院選で東京8区から立候補すると表明しました。地元の意向は反映されないまま、山本氏と立憲民主党の一部幹部の間で話し合われたことに、市民たちは抗議の声をあげています。根っこには、小選挙区制という選挙制度の問題が――。朝日新聞政治部の南彰記者が国会周辺で感じたことをつづります。
「1強政治」を変えた野党共闘
10月8日、第100代首相に就任した岸田文雄さんの所信表明演説が行われました。
「私が、書きためてきたノートには、国民の切実な声があふれています。一人暮らしで、もしコロナになったらと思うと不安で仕方ない。テレワークでお客が激減し、経営するクリーニング屋の事業継続が厳しい。里帰りができず、1人で出産。誰とも会うことが出来ず、孤独で、不安。
今、求められているのは、こうした切実な声を踏まえて、政策を断行していくことです。まず、喫緊かつ最優先の課題である新型コロナ対応に万全を期します。国民に納得感を持ってもらえる丁寧な説明を行うこと、常に最悪の事態を想定して対応することを基本とします」
自民党総裁選で「民主主義の危機」を訴えてきた岸田さんがまず強調したのは、国民の声に耳を傾けることでした。岸田さんが紹介した声の多くはこれまで国会で野党が主張してきた内容と重なります。
憲法学者らから「違憲」と指摘された安全保障関連法などを強行し、数々の疑惑も説明せず、「数の力」で国会を押し切ってきた安倍政権。野党や専門家の異論に耳を傾けず、コロナ対策で相次ぐ失策を重ねた菅政権。9年あまり続いた安倍・菅政権と比べて、岸田政権になって、国会の空気は少しかわりました。
「1強」の力で異論を封じ込める政治から、与野党が切磋琢磨して、コロナで脆弱性が明らかになった日本社会の修復をはかる政治を担えるのはどちらなのかを議論し、競い合う政治に近づいたのです。
この政治の変化をもたらしたのは、全国の小選挙区で野党候補の一本化を進めた「野党共闘」です。「野党共闘」は、4月に北海道・長野・広島で行われた衆参両院の補選・再選挙で全勝し、8月に菅さんの地元であった横浜市長選でも菅政権の閣僚だった与党系候補に圧勝しました。
衆院選の小選挙区でも各地で一本化が進むなか、「このままでは大幅に議席を失う」という自民党内の焦りが「菅おろし」につながりました。機能不全に陥っていた政治を止める力になったのです。
野党共闘の原点は2015年。「1強多弱」の国会で、安倍政権が安保関連法を強行したときに、「また選挙の前になったら、バラバラになるかもしれない。野党が協力して、次の選挙に勝ってください」とわきあがった市民の声です。
自民党に対する得票は全有権者の2割程度なのに、野党が分裂しているため、国政選挙で大勝を続けてきたことへの不満がありました。
以下ソース
https://withnews.jp/article/f0211011006qq000000000000000W0fk10101qq000023733A
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