1:名無しさん


巨匠たちが油絵具に「卵黄」を混ぜた理由をついに解明!

レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、フェルメール、レンブラントなど、ルネサンス期から18世紀のヨーロッパで活躍した巨匠画家を「オールド・マスター(Old Master)」と呼びます。

これまでの研究で、オールド・マスターたちは油絵具に「卵黄」を加えていることが知られていました。

実際、巨匠たちの遺したマスターピースからも卵黄のタンパク質がしばしば検出されています。

しかし、卵黄を混ぜることにどんな効果があったのかは分かっていませんでした。

そんな中、独カールスルーエ工科大学(KIT)、伊ピサ大学(University of Pisa)らの最新研究によって、ついにその謎が解き明かされたようです。 <中略>

まず、卵黄で粘性が高まったことからも分かるように、顔料の粒子同士の結合が強くなり、より硬い絵具になっています。

これは油絵に特有の、力強い厚塗りで立体感を出す技法の「インパスト画」に最適です。

また通常の油絵具では、塗った後に表面から順番に乾いていくことでシワが生じやすいのですが、卵黄を混ぜるとそれが防がれ、乾燥後のシワが出来にくくなっていました。

そのおかげで画家のイメージ通りの絵を保つことが可能となるのです。

たとえば、レオナルド・ダ・ヴィンチの油彩『カーネーションの聖母』には卵黄が使われておらず、聖母マリアの顔に無数のシワが残ってしまっています。<中略>

さらに、卵黄のタンパク質が顔料粒子の周りに薄い層を形成することで、湿度の高い環境での水分の吸収を予防できることが分かりました。

これにより、高湿度にさらされても絵具を保護しやすくなります。

それだけでなく、卵黄に含まれる抗酸化物質が、酸素と油成分の反応速度を低下させることで、絵の「黄変」を防止する効果もありました。

こちらはイタリア・ルネサンス期の巨匠サンドロ・ボッティチェッリによる『キリストの哀悼』で、人物画には卵黄を混ぜた油絵具が使われています。

全文はこちら
https://nazology.net/archives/124327

 

7:名無しさん


多分、宇宙人が教えた知識

 

11:名無しさん


エッグいなぁ

 

15:名無しさん


卵料理を作っていると分かるけど、卵って油分を吸収しまくる。
油と卵って相性が良く、よく混ざる。
卵を使った洗剤を作るとたぶん油汚れが落ちるんじゃないかと。
石鹸に似たような効果がある。

 

24:名無しさん

>>15
> 卵料理を作っていると分かるけど、卵って油分を吸収しまくる。

それ、マヨネーズ

> 卵を使った洗剤を作るとたぶん油汚れが落ちるんじゃないかと。

実際、机のしみなんかマヨネーズで落ちる

18:名無しさん


卵テンペラか、湿度に強いし
なにより耐水ペーパー使いミクロン単位で削って、厚みを調整できる点が特徴だよ

 

20:名無しさん


オールド・マスターの定義は勝手だが
例示されたのはいずれも17世紀以前の画家

 

23:名無しさん


日本語文中にマスターピースというワード使われると違和感あるな
まあ誰でもわかるワードだけどさ

 

28:名無しさん


ソース見たけれど、卵黄を使い始めたきっかけは書かれていなかった。

テンペラ画以来の惰性かな?

 

29:名無しさん


ついに解明、とか言ってたがこの程度のことが今まで全く分かってなかった、と言うことが驚きなんだが
実際は結構知られていた、或いは一部でそう言われてたんじゃないのか
この程度の実験も誰も今までしないとかも変だし
大体、昔使ってたなら、理由も当時は知られてたはずで、資料もなく今は誰も知らないとか変だよね
油絵の具だって普通に19世紀も20世紀も使われてたろ