1:名無しさん


東京大学の研究チームはコンクリートのがれきを100%リサイクルできる技術を開発した。がれきの粉末を圧縮し高温高圧で蒸すことで、より強度の高いコンクリートへ再生させる。原料のセメントの追加が不要なため、セメント製造時に発生する二酸化炭素(CO2)を削減できる。工場で固めて現場に運ぶプレキャストコンクリートなどの建築材料で実用化を目指す。

一般的なコンクリートはセメント、砂、砂利に水を加えて製造する。リサイクルするには、砂と砂利だけを取り出して新たにセメントなどを加えていた。セメントの製造では多くのCO2が発生し、全世界のCO2排出量のうち8%を占めるという試算もある。新技術はセメントを加える必要がないため、脱炭素につながると期待される。世界的に不足している砂や砂利の使用量も減らせる。

新技術ではまず、粉末にしたコンクリートのがれきを圧縮して成形する。水蒸気で満たした180度の容器に入れて約10気圧の圧力をかけたところ、一般的なコンクリートの約2倍の強度になった。原料同士の隙間が減少したり未反応のセメントが反応したりすることで、強度が高まったと考えられるという。従来のリサイクルコンクリートは、建築材料などに使える十分な強度が得られなかった。

今回は数センチメートルほどの小さな材料で試した。今後は大型の材料で技術の確立を目指すほか、リサイクルコンクリートに鉄筋などを組み合わせて使う方法も検討する。研究チームの酒井雄也准教授は「5年後にも大型の建築材料で使える技術を確立したい」と話す。

全文はこちら
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC126XW0S2A810C2000000/

 

2:名無しさん


俺が30年前に言ってたことが現実に・・・

 

3:名無しさん


これはすばらしいですねん

 

4:名無しさん


>>1
圧縮整形して高温高圧ってエネルギー食いそうだけど、そのエネルギーどうするんだろ?
あと大きなものを成形するのは無理そう

 

5:名無しさん


>>1
>高温高圧で蒸すことで、

>セメント製造時に発生する二酸化炭素(CO2)を削減できる。

矛盾しとるやろ

 

17:名無しさん

>>4,5
セメントは石灰石とかを燃やした灰のようなものだから、
原理的に生産量に比例してCO2が出るし、ほとんど削減できない

水蒸気と高圧発生だけなら、エネルギー構成次第でCO2は削減できる
太陽光とか地熱だけにすればゼロになる理屈では

39:名無しさん

>>17
横からだが高温高圧で蒸す時点で熱源からのCO2排出はあるんじゃないかという指摘なのでは

56:名無しさん

>>39
CO2削減が目的なら、電磁誘導方式とか太陽炉方式になるんじゃない

12:名無しさん


セメントは100年経過しても完全には水和反応が完了していないから、
コンクリート片を粉砕してオートクレーブで処理したら完全に水和したってことか?
コンクリート瓦礫を粉砕するのにもエネルギーが必要だな。

 

11:名無しさん


180度10気圧くらいならあんまりエネルギー使わなさそうだ:けどセメント使うのより手間がかかる分量産性が劣りそう。
U字溝とかになるんだろうけど、工事でこれ使ったときに補助金とか出さないと広まらないかも

 

18:名無しさん

>>11
今CO2の排出権が1トン当たり7000円くらいらしい
パリ協定書でこの先どんどん規制が厳しくなるので、
ほっといてもリサイクルの方が安くなるか、
燃焼によるセメント生産方式が規制されるんじゃないかなー

20:名無しさん


> 水蒸気で満たした180度の容器に入れて約10気圧の圧力
圧力鍋じゃ無理だな

 

13:名無しさん


「実験室で実験したら、このような結果が得られました。」
それ以上でも、それ以下でもないような気がする。

 

26:名無しさん


コンクリートとセメントの違いを知らない事に気づいた笑

 

28:名無しさん


数センチ(笑
いつもメディアを賑わせて消えて行く東大

 

29:名無しさん

>>28

東大ならコンクリートの中性化で脆くなってるはずやから
どうやって強度を得たかくらいは書いて欲しいね
それに鉄筋をどうやって入れるの?

30:名無しさん

>>29
コンクリートブロックとかで考えれば、やり易くなるんじゃないかね?
大きな建物の建設に流し込むみたいな使い方以外にも色々あるんじゃないかと思うよ
180度って比較的低温で出来るって事だから、発電所やゴミ処理施設等の廃熱でも十分て事だろうし、強度が高いってのめ良いポイントだし
ただこの再生したコンクリートの再生はどうなるのかってのにも興味があるけど

37:名無しさん


コンクリートの強度は設計上水セメント比とかで必要強度が出るようにしてるわけだけど
そういった再生品の強度設計の仕組みが確立するまでは実用化は難しいんじゃないのか
コンクリートブロックとかコンクリートタイルのような二次部材的なものならいいのかも知れないが

 

51:名無しさん


サハラに砂余ってんじゃん

 

52:名無しさん

>>51
砂漠の砂は粒子が細かいのと形状が丸くてコンクリートとは合わないみたい
コンクリート用の砂は争奪戦になってるし資源節約や産廃の低減にも実用化出来るといいね

65:名無しさん


工場生産できる物は作れる。
現場打ちはできない。

すまん。ブなんだね。

 

69:名無しさん


コストも2倍だと誰も使わないだろう。
安いってのがセメントコンクリートの利点。

 

61:名無しさん


そんだけ圧力加えたら反則じゃねえか

 

57:名無しさん


高温高圧のオートクレープ養生は数十年前からある技術だが。

コンガラは何時間釜に入れとけば固まるんだ?

 

59:名無しさん

>>57
>高温高圧のオートクレープ養生は数十年前からある技術だが。
旧ソ連では内陸河川を使って需要地にコンクリート部材を運搬する際に、
船の貨物室にオートクレーブを設置して、蒸気ボイラーから水蒸気を供給して
運搬中に養生硬化していたとセメント工学の講義で老教授が話していたのを
覚えている。

35:名無しさん


もともとオートクレーブ養生してるようなプレキャスト製品(電柱とか既成杭とかボックスカルバートとか)
でも粉砕して固めてまた強度が発現するのかな。そういう製品のほうが集めやすいだろうけど
再生は難しいんじゃないか