1:名無しさん




後世の歴史家は2015年を中国の長期に及ぶ衰退が本当の意味で顕在化した年として振り返ることになるだろう。波乱の10年代の半ばに、中国は多くの不利な展開に見舞われ、中国共産党指導部はそれに気付かなかったか、うまく対応できなかった。

21世紀の滑り出しは好調だった。01年、中国はWTOに加盟。GDPは急伸し、西側への輸出急増に支えられて07年の成長率は14%に達した。

アメリカがグレート・リセッション(大不況)に見舞われる頃には、中国は既に「世界の工場」と呼ばれ、世界金融危機にもほぼ無傷で他の国々の羨望の的だった。この「東昇西降」に中国の指導部も国民も浮かれていた。

だが、実態は順風満帆ではなかった。経済のメルトダウンを避けるため、中国はGDPの10%以上に相当する大規模な景気刺激策に走った。

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