40年土壌中に埋設されたストッキング。全然分解していない。だが、もしかすると40年の間にナイロン分解菌が定着しているかもということで共同研究を開始。 pic.twitter.com/sa24D86zVi
— 藤井一至 (土の研究者) (@VirtualSoil) May 13, 2025
研究材料の乏しかった40年前、岩石粉末はナイロン製のストッキングに詰めて埋設された(ミネラル・バッグ)。掘り出してまず驚かされたのは、土ではなく、そのナイロン・ストッキングだった。
ナイロンは石油(当初は石炭)と水を原材料とする有機物である。微生物の食料になっていてもおかしくないが、ナイロン・ストッキングはいくつか虫食いや根に破られた跡はあったものの、全くといっていいほど分解されず、土に還(かえ)ってはいなかった。
66ナイロンは、第二次世界大戦の前夜(1935年)、日本からの輸入に依存していた生糸(絹)の代わりとして米国(デュポン社)が開発した合成繊維である。戦時中はノルマンディー上陸作戦などのパラシュートの素材として活躍した。分解されずに残ったストッキングは、ナイロンの丈夫さと微生物が人工物を分解することの難しさを示している。今日のマイクロ・プラスチックによる環境汚染問題に通じるものがある。
https://gendai.media/articles/-/146064?page=3
かつて、菌類がリグニンの分解を獲得した様に、ナイロンを分解出来るよう進化する種が現れるんですかね?
— ささくれ太郎 (@alfred_mmm) May 13, 2025
5000万年後くらいに。。。
— 藤井一至 (土の研究者) (@VirtualSoil) May 13, 2025
人間からすると気が遠くなる話ですが地球的には案外、直ぐですね
— ささくれ太郎 (@alfred_mmm) May 14, 2025
(そもそも可能でありさえすれば)AIがそういう遺伝子合成してくれるようになる方が早そう……。
— 疑い深いトマス (@xFOMAx) May 13, 2025
土中ではわかりませんが、普通に室内に保存していたものは、ナイロン100%のものは、強度も伸びも新品時とほぼ変わらないです。
— あきばっくす (@akibax) May 13, 2025
だだ、高テンションポリウレタンが混じると、ポリウレタンだけが加水分解して雪のようにきえて、ナイロン部分だけが残されて伸び伸びのストッキングが残ります。
こんなんもあるよねhttps://t.co/12rZRZBUm1
— 兎若丸 (@5EpexLRV95oHRS7) May 13, 2025
関連するかわからないのですが質問があります。
— 化学徒 (磁気共鳴) (@Chemist6330608) May 13, 2025
ゴムやプラスチックを分解する微生物を探す際に、予め分解対象を土に埋めておいて、ある程度の時間がたったら分解対象を取り出しその表面から微生物を採取するという方法はあるのでしょうか?
わたしは専門ではないのですが興味があります。
夢の島に山ほど埋まってるからわざわざ埋めなくてもいいのでは🤔
— thick_doomie (@thick_doomie) May 13, 2025
時代か不明か。夢の島からはゴジラが進化するはず。
— 藤井一至 (土の研究者) (@VirtualSoil) May 13, 2025
自然界には存在しないプラスチックを分解する土壌菌(PP9)とかほんと不思議です。
— カリカリ🐈 (@nekoneconekonee) May 14, 2025
そのような機能を獲得する優位性はなさそうだし、プラ登場から200年なので進化は無理そう。
もし38億年使っていない機能だとすると不思議ですよね。ゴジラという反例はありますが
ペニシリンの量産からペニシリン分解酵素もちの菌ができるまでの期間を考えると200年は長いのかも…
— thick_doomie (@thick_doomie) May 14, 2025
天然のペニシリンは有ったので、半合成(量産版)の分解も出来たのかも?確かに菌やウィルスの変質速度とゴジラサイズの生き物の超進化は別ですが、どっちも驚異的ですよね。
— カリカリ🐈 (@nekoneconekonee) May 14, 2025
これがあの伝説のパンスト…!みたいな日が来るかも、ですね。
— HEI (@BlackBackBear) May 14, 2025
まだ埋まりっぱなしのブツも気になります。
先生のテレビを拝見しました。像は死ぬとき種を食べてから死ぬという話を聞いたことがあります。孤独死した遺体はうじがわきウジの糞が土になると漫画で読みました。やせた土を良質な土にするためには動物や人を土葬するのが一番では?と思いましたが?
— 澤村 唯 (@yuwa1965) May 13, 2025
既にナイロン分解菌は10年以上前に単離されてるんですね。
— ぶたげ (@Buri_goki) May 14, 2025
この実験で資化性菌かつ培地中でバッシバシ分解する強力な菌が単離されるといいですね!
楽しみです。https://t.co/PEcCoDIHZg
合成樹脂を完全分解出来る菌
— 風邪にはたろぱ (@Neohedoron) May 13, 2025
下手すると現代文明崩壊しますね
電化製品や電子回路は
— 風邪にはたろぱ (@Neohedoron) May 14, 2025
何で絶縁しているか?かな
もちろん陶器製あるけどね
分解するとしても相当な時間が掛かるだろうし、使われている合成樹脂の種類が膨大だから大丈夫だろうね。
— 沖野田ユウ (@Yu_Okinota) May 13, 2025
木材腐朽菌も4億年ぐらい前からいるけど石炭が作られなくなっただけで木材は世界中で使われている。
脅威にもなり得るし、希望にもなり得るかも
— irf:.t (@nfdrtcknl7sl3ut) May 13, 2025