1:名無しさん




スペースシャトルの打ち上げ音は、地球上で自然に発生しうる限界に近いほどの大音量で、約194デシベルとされています。これは空気中での理論上の最大音量ともいわれ、音のエネルギーは私たちが日常で聞く音とは比較にならないほどです。

例えば、普通の会話はおよそ60dBで、これを基準にすると工事現場の近くでは約1,000倍、飛行機のエンジン至近距離では約100万倍のエネルギーになります。ロケットの打ち上げ音はさらに桁違いで、150dBでは会話の10億倍、1883年のクラカタウ火山噴火(推定180dB)では約1兆倍にも達します。そして、194dBになると約2.5兆倍という途方もないエネルギーとなり、空気分子の密度変化が限界に達して連続波が維持できなくなるため、これが「空気中での理論限界」とされます。

なお、もしも仮に1000dBという音が存在したとすると、そのエネルギーは60dBの音の10の94乗倍という、現実では成立し得ないレベルになります。

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