私が2022年から「ロシア産ガスの脱却でドイツ産業界は大打撃を受ける」と申し上げてきたが、今、まさに私の懸念通りの事態が生じている。 https://t.co/lj9mByGutZ
— 松尾 豪 Go Matsuo (@gomatsuo) September 7, 2024
2022年前後のツイートはこちら
ロシア・ガスプロムの天然ガス輸出、1~4月27%減:日本経済新聞 https://t.co/XRMN0CdRb6
— 松尾 豪 Go Matsuo (@gomatsuo) May 1, 2022
本当にドイツは今後どうするつもりなのだろう。FSRU導入以外の、即効性のある取り組みが全く見えてこない。ハーベック経済相が訪問したカタールも余力はない。北アフリカからの天然ガスの場合は、パイプライントランジット契約の締結も必要。
— 松尾 豪 Go Matsuo (@gomatsuo) May 1, 2022
このままだと割りを食うのは国内産業界なのでは…?
安全保障は当然国民の生命が第一であるが、「経済安全保障」という言葉があるように、国民生活の維持についても大変大事だと思う。
— 松尾 豪 Go Matsuo (@gomatsuo) May 1, 2022
日本の経済産業省や英ビジネス・エネルギー・産業戦略省は、その両立を目指しているように感じる。資源確保の観点で、どのような批判があろうとも両立を図ろうとする。
他方で、独経済省の動きがイマイチ見えてこない。「ロシア脱却」は目指すべき未来であるが、その処方箋はしっかり練らなくてはいけないと思うのだが。
— 松尾 豪 Go Matsuo (@gomatsuo) May 1, 2022
どうも、「拙速な脱ロシア」が手放しで賞賛されているように見え、脱炭素やESGと同じく、その副作用への対策が議論されているようには見えない。
ドイツ鉄鋼メーカー・ザルツギッターのグンナー・グレーブラCEOはFTに対してドイツの産業空洞化を警告。https://t.co/sy54SRt4F0
— 松尾 豪 Go Matsuo (@gomatsuo) November 27, 2023
私にとっては、全く持ってタイムリーなニュースです。ドイツにはエネルギー多消費需要家が多数存在しており、8月にドイツ商工会議所(DIHK)が実施した調査では、
製造業の32%が国内の事業拡大よりも海外投資を優先すると回答。グレーブラCEOは、空洞化を阻止するためにはドイツのエネルギー多消費産業がドイツを拠点にする必要があり、エネルギーコスト高騰により撤退すれば、生産のバリューチェーン全体が喪われる危険性があるとコメント。
— 松尾 豪 Go Matsuo (@gomatsuo) November 27, 2023
私のこの投稿ですが、エネルギーコスト上昇が産業空洞化に繋がる可能性が高いのはDIHKのアンケートでも自明で、産業空洞化がドイツ経済に悪影響を及ぼさないわけがないじゃないですか。この投稿に関して、私を批判している方々はちゃんと考えているのですか?https://t.co/12lAhj3NvL
— 松尾 豪 Go Matsuo (@gomatsuo) November 27, 2023
イギリス経済が立ち直ったのは、国内市場を開放し外資を積極的に誘致したから!→本当は北海油田の開発が進んだおかげ
— なか右 (@Naka_uuu) September 7, 2024
ドイツ経済が好調なのは、再エネの導入と第四次産業革命が進んだから!→本当はロシアからの安価な天然ガス供給のおかげ
EU経済、エネルギー調達の前提が崩れるとこうも脆いとは。 https://t.co/nyq1Q5qRdD
ドイツ、エネルギー政策の誤りからドツボに 産業 BMW https://t.co/uOZODevzmQ
— 蹴茶 (@kettyacom) September 8, 2024
ドイツの経済というのは。
— moltoke◆Rumia1p (@moltoke_Rumia1p) September 7, 2024
・南欧抱えるユーロによって通貨安で輸出力強化
・需要の旺盛な対中貿易で稼ぐ
・安いロシア産の天然ガスでエネルギーコストを下げる
という組み合わせで成り立っていたのがそれぞれ逆風に晒されているため、そりゃ上手くいかないだろうという話
少し前までは全て強みだったのにオセロみたいに全て弱みに反転してしまった。
— miyoshi101 (@REDPILLHHN) September 7, 2024
日本のバブル崩壊や90年代の円高不況の時も同じような感覚だったのかな。
(ヽ´ω`)まぁ、、、原発も止めてるんで、高コストのエネルギー事情が改善される目処が立たない。
— moltoke◆Rumia1p (@moltoke_Rumia1p) September 7, 2024
結果、製造がドイツから逃げ、雇用と税収は悪化し、極右は移民を排斥し、社会不安が高まり投資も減るという悪循環
おまけに輸出の要の自動車もおかしくなってるよね。
— polaris💉M💉M💉M💉M💉P💉P (@Polaris_sky) September 7, 2024
EVで中国に負けている。
— moltoke◆Rumia1p (@moltoke_Rumia1p) September 7, 2024
電池安いしね。向こうはまず、リチウムイオン電池の大量生産と鉱山抑えてるのと、そっちの採掘コスト安全や環境度外視でやれるわけだから、公平な取引でもないしさ。
内燃系で戦ってたらもっと、追いつくまで時間かかっただろうに愚かなことよ。
で、困るとルール改訂やりだす
・フランスの原発から電力もらって自分はエエカッコ出来る
— PCLOS (@PC50052101) September 8, 2024
ってのもありそう。
バルト三国やポーランド等も安価な労働力として吸い上げられてるみたいですね。
・円安
— kk (@HheWQ2eNTs2itPf) September 7, 2024
・中国以外の成長市場を更に開拓
・原発をフル活用してエネルギーコストを下げる
逆に日本はドイツを反面教師にしたらいい
>ドイツ経済は
— misahohayato (@misahohayato) September 7, 2024
・南欧抱えるユーロによって通貨安で輸出力
・需要の旺盛な対中貿易
・安いロシア産の天然ガス
という組み合わせ
がそれぞれ成立する前の2kターン頃は
”欧州の病人”と呼ばれて、
盛んに経済紙等から労組に守られた労働コストや社保年金コストを下げろと政策提言され、、
承前 結局よく言われる”労働コストや社保年金コストを下げろ”は、
— misahohayato (@misahohayato) September 7, 2024
実際には何も生まない後ろ向きの対症療法提言にすぎず、
高い労働コストや社保年金コストを維持出来て国民が安心して生活できるような”稼げる構造”を国の周りから作って整える、というのでないと結局はどうしようもなく
そこで、省力化や自動化、AIの活用も視野に入れたなるべく人の手を使わずに済ませる社会構築が今後ますます必要になるのですが、これってのは安定した雇用も影響受ける事案であるから頭痛いところではあるのです。
— moltoke◆Rumia1p (@moltoke_Rumia1p) September 7, 2024
社会的価値観変容による出生増でも、移民でも、自動化でも、犠牲者は相応に出る