7号ホームラン、エンゼルス勝利。
大谷翔平、意識見えた高角度7号で満面笑み 17連戦完走で連敗阻止 実況は絶叫「オハヨウゴザイマス!」
「ブルワーズ0―3エンゼルス」(30日、ミルウォーキー)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で出場し、4戦ぶり7号ソロを放った。今季最長17連戦にチームでただ一人、無休で出場して勝利に貢献。チームは連敗を2で止め、勝率を5割に戻した。
1点リードの三回。元ソフトバンクの右腕レイが投じた内角カットボールを逃さなかった。飛距離126メートル。完ぺきにとらえられた打球は大きな弧を描いて中堅フェンスを越えた。26日のアスレチックス戦以来、4戦ぶりの7号。黄金兜をかぶった大谷が満面笑みを浮かべた。
意識が見えたスインズ。会心の笑顔には理由があった。前日の同カード。今季2度目の1試合3安打を記録した。しかし、右前は運んだ打球はすべて角度のゴロ打球。理想の打撃ではなかった。この日放った本塁打の打球角度は今季最高39度の“ムーンショット”。地元アナハイムの時間では午前11時、日本時間午前3時に始まったデーゲームとあってか、実況は「オハヨウゴザイマス!ミルウォーキー!」と絶叫した。
この日は今季最長17連戦の最終戦。14日のレッドソックス戦から3度のリアル二刀流を含め、チームでただ一人、全試合でフィールドに立った大谷が鉄人ぶりを証明する試合となった。開幕最初の1カ月は打者では28試合に出場し、打率・294、7本塁打、18打点、OPS・896、投手としては6登板、4勝0敗、防御率1・85の成績を残した。月間賞を狙える位置にいる。
エンゼルスは先発スアレスが5回2安打無失点の好投。前回登板まで4試合の防御率が10・26でこの日の投球内容次第ではローテーションから外れる可能性があったが左腕が今季最高の投球でシーズン初星をつかんだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/74a3143adfafcc9f576459b2e4b3b921de2bdef8