ある旅行サイトが発表した「世界の伝統料理ランキング」。第1位に「日本のカレー」が輝き、注目を集めています。しかし…この結果にインドの人が激怒!! バトルが巻き起こっています。きっかけは、伝統的な料理に関するブルガリアの体験型旅行サイト「Taste Atlas(テイスト アトラス)」が、2022年12月、「世界の伝統料理ランキング」を発表したこと。
「日本のKarē(カレー)」が1位に輝いたことで、論戦が勃発しているのです。1位という結果に街の人からは「意外!」「カレーってインドかなって」と驚きの声が。
では、カレーの本場・インドの人の本音はどうなのでしょうか。
インドカレーを作って50年以上! 来日38年、64歳のインド人・ハリオムさんに聞いてみました。
「ちょっとホントに頭にきている。やっぱりインドのカレー1番おいしいと思いますので。もともとインドのカレーがメインじゃないですか世界中は。でも日本のカレーが1位になっているのは…ちょっとホントに頭にきている。」
かなりご立腹な様子。日本人の店員も…
「日本のカレーが1位っていうのはものすごく悔しいし残念な気持ちです。どうせカレーが1位だったらインドカレーが1位だったらよかったなって思っています。」
一方、日本カレー協議会・会長の一条もんこさんは、「日本のカレーは独自に進化したモノ」と主張。
「日本のカレーってすごく歴史が長くて、200年以上の歴史を経て国民食になっていくんです。カレールウ、レトルトカレーというものも日本人が生み出したもの。そういう意味でカレー文化自体は日本人が独自に築いてきた伝統料理と言ってもいいと思います。2023年からようやく日本のカレーが世界に羽ばたく時が来たと思っています。」
皆に愛される「カレー」。まだまだ決着はつかなさそうです。
https://www.fnn.jp/articles/-/481856
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